トリフォリウム

トリフォリウム・バニーズの花
写真 トリフォリウム・バニーズ
撮影時期 2015.4.25
栽培状況 苗購入後、鉢植え

科名・属名

マメ科
シャジクソウ属

園芸分類

秋播き一年草

別名

ラビットフットクローバー

原産地

ヨーロッパ

用途

庭植え、鉢植え

花期

4〜5月

【トリフォリウムについて】

トリフォリウムは、シャジクソウ属(Trifolium)のことでクローバーとも言いますが、クローバーという場合、狭義にはツロツメクサ(T. repens)を指すこともあります。この属の園芸植物としては、ストロベリーキャンドルやカトレアクローバーなどが栽培されています。

ここで取り上げているのはアルヴェンセ(T. arvense)で、一般にはトリフォリウム・バニーズという名前で呼ばれています。ヨーロッパから西アジア原産の秋播き一年草で、ラビットフットクローバーとも呼ばれます。

草丈が高くなり、ピンクがかった白いふさふさした花穂がたくさん咲いて、なんともかわいらしい草花です。ドライフラワーとしても利用されます。

【栽培メモ】

タネから育てたことはありませんが、苗から育てるのは、ごく簡単です。タネが取れたら、一度、播いてみようと思っていますが、そのままになっています。

蛇足ですが、シロツメクサは、繁殖力が強く、また、根がしっかりと張りますので、取り除くのに往生しますが、トリフォリウム・バニーズは一年草なのでそういうことはありません。

【トリフォリウム・バニーズの概要】

トリフォリウム・バニーズの花

草丈

40〜50cmほどになります。

ピンクがかった白いふさふさした花穂がたくさん出てきます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 弱い

耐寒性は強いですが、耐暑性は弱く寒冷地でないと夏には枯れてしまいます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Trifolium arvense

学名の説明

Trifolium・・・・・ tres(3)+ folium(葉)が語源です。
※ 葉の形状に由来します。

arvense・・・・・「耕作地の」

【主な種類と品種】

本種の園芸種には、ストロベリーキャンドル、カトレアクローバーなどがあります。ブルークローバーは別属です。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 日当たりのよいところで育てます。

タネまき

タネは10月頃に播きます。

トリフォリウム・バニーズの花

植え付け

苗は、秋又は春に植えつけます。鉢植えの場合は、市販の培養土でよく育ちます。

株間

25cmほどにします。

植え場所・置き場所

日当たりのよいところで育てます。

日常の管理

植えつけ後、庭植えの場合は、それほど手間のかかる作業はありません。

冬の管理

耐寒性がありますので、霜よけなどは必要ありません。

肥料

庭植えの場合は、特に必要ありません。鉢植えの場合は、ときどき液肥を与えます。

病気・害虫

特にはありません。

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