トロリウス |
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【トロリウスについて】 |
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トロリウスはキンバイソウ属の属名で、日本にも中部地方以北から北海道などの冷涼な地域にキンバイソウ(Trollius hondoensis)やシナノキンバイ(T. japonicus)などが自生しています。 園芸としては、カンムリキンバイと呼ばれるシネンシス種(T. chinensis)やセイヨウキンバイと呼ばれるエウロパエウス種(T. europaeus)のほか、この属の種間交配種などが栽培されています。 これらは、キンバイソウと比較すると耐暑性がありますが、温暖地ではやや育てにくいと言えます。 【栽培メモ】 トロリウスは全体的に高温多湿を嫌いますが、午後、日陰になる庭に植えたところ、春には上の写真のように花が咲いてくれました。 しかし、その株も夏になると、暑さと強い日差しに耐えきれず枯れてしまいました。もっとも、鉢植えにしていた株は、6月になって明るい日陰に移したところ、なんとか夏を乗り切ることができました。 |
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【トロリウスの概要】 |
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草丈 50〜80pになりますが、鉢植えで育てるとそこまでは大きくなりません。 花 花径は3pほどで。クリーム色〜濃い黄色の花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Trollius 学名の説明 Trollius・・・・・北欧の神話に出てくるトロルに因みます。 chinensis・・・・・「中国の」 europaeus・・・・・「ヨーロッパの」 cultorum・・・・・「栽培された」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 鉢植えの株は、夏は風通しのよい明るい日陰で育てます。 植え付け 園芸店やホームセンターなどでは秋や春に苗が販売されていますので、これを買って植え付けます。 鉢植えで育てる場合は、6号鉢程度の大きさの鉢に植え付けます。 鉢植えの用土 市販の園芸用培養土若しくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜた用土を使います。 植え場所・置き場所 夏の暑さにやや弱いので、庭植えの場合は半日陰もしくは午後は日陰になるようなところに植え付けます。西日が長く当たるようなところは避けるようにします。 鉢植えは、秋から春までは日当たりのよいところに置きますが、花後は半日陰に、真夏は明るい日陰に置くようにします。 植え替え 鉢植えは、2年に1回の目安で植え替えをします。 日常の管理 花が終わったら、早めに花茎を切り取っておきます。 夏の管理 鉢植えは、夏は風通しのよい明るい日陰に移し、水やりを忘れないようにします。 冬の管理 耐寒性が強いので、戸外で冬を越します。 肥料 春先に緩効性の固形肥料を与えますが、量は控えめでかまいません。 病気・害虫 特にはないようです。 |
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