チョウマメ(蝶豆)

チョウマメの花
写真 チョウマメ(蝶豆)
撮影時期 2022.9.2
栽培状況 鉢植え

科名

マメ科

属名

チョウマメ属

学名

Clitoria ternatea

園芸分類

つる性一年草

別名

バタフライピー

原産地

東南アジア

主な用途

庭植え、鉢植え

花期

6〜9月

【チョウマメについて】

チョウマメ(蝶豆)は、東南アジア原産のマメ科チョウマメ属のつる性の多年草です。現地では多年草ですが、耐寒性が弱いことから一年草扱いされます。チョウマメ(蝶豆)の和名は、花の形が蝶にていることに由来します。英名もバタフライピーと言います。

チョウマメはハーブとして扱われ、生花でも乾燥させた花でも、これを煎じるときれいな青いお茶になります。 また、レモンやライムなどのしぼり汁をたらすと、青からピンクに変化します。若いさやも食べることができます。

【栽培メモ】

とりあえず鉢植えにして、あんどん支柱を使って栽培してみましたが、暑さに強くよく育っています。タネが取れたら、来年播いてみる予定です。

【育て方は下へ ↓ 】

【チョウマメの概要】

草丈

つる性で2〜3mほどまで伸びます。

花は一日花ですが、長い間咲いてくれます。花色は青色や紫色です。

チョウマメの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

現地では多年草ですが、寒さに弱いので冬には枯れてしまいます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Clitoria・・・・・ギリシャ語の kleitoris に由来します。

ternatea・・・・・「三出の」

【主な種類と品種】

青花の咲く品種が一般的ですが、白花種もあります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

タネ播き

低温では発芽しないため、気温の上がってくる5月頃が播き時です。移植を嫌いますので3号のポリボットに直接播きます。

種子が堅いのでヤスリなどで傷を付け、一晩水に浸けてから播くと発芽がよくなります。嫌光性ですので覆土は1pほどにします。

植え付け

つる性ですので、庭植えの場合はネットなどに這わせていきます。鉢植えの場合は、あんどん仕立てにします。

チョウマメの花

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、もしくは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

植え場所・置き場所

日当たりと風通しのよいところが育てます。

日常の管理

気温が上がってくるとつるが旺盛に伸びますので、適宜に誘引していきます。

ハーブティーとして利用する花は、その日のうちに摘み取っておきます。フレッシュで利用しないものは、陰干しで乾燥させてドライにして保存します。

タネを採るなら、鞘が茶色になってから収穫します。

肥料

庭植えの場合は、ほとんど必要ありません。鉢植えの場合は、植え付け時に緩効性の肥料を入れ、一月ほどしたら緩効性の固形肥料を置肥するか、液肥を2週間に1回ほど与えます。

病気・害虫

アブラムシに注意します。見つけたら早めに薬剤を散布して、被害を抑えるようにします。

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