チャイブ |
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【チャイブについて】 |
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チャイブは、北半球の温帯から寒帯にかけて広く分布しているヒガンバナ科ネギ属の宿根草で、食用としても栽培されますが、花もなかなか美しいので、観賞用としても栽培されています。 なお、花が咲くと葉が固くなり食味が落ちます。そこで、花と食用の両方を楽しむためには観賞用と食用とに分けて栽培した方がよいとされています。 余談ですが、アサツキ(var. foliosum)は本種の変種ですが、アサツキ(浅ツ葱)の名は、葉色がネギよりも浅い緑色であることに由来しています。 【栽培メモ】 タネを播き、畑に植えて育てたところ、発芽もよく順調に育ちましたが、株が充実してよい花が咲くまで3年かかりました。 |
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【チャイブの概要】 |
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草丈 30pほどになります。 花 桃紫色の花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性がありますが、やや夏の暑さを嫌います。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:比較的やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Allium schoenoprasum 学名の説明 Allium・・・・・ニンニクの古ラテン名 alliumi に由来します。 schoenoprasum・・・・・ギリシャ語の schoinos(イグサ)+ prason (ニラ)が語源です。 |
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【主な種類と品種】 |
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アリウムの仲間はこちらをご覧ください。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ タネから育てた場合は、5本程度をまとめて1株として植え付けます。 タネ播き タネから育てる場合は、春に播く場合は3月下旬〜4月、秋に播く場合は9月中旬〜10月上旬が適期です。 育苗箱にバラ播き又はすじ播きして、2〜3mmほど覆土をします。プランターで育てる場合は、プランターに直播します。 植え付け タネから育てた場合は、草丈が5〜10pほどになったら5本程度をまとめて1株として植え付けます。 苗を購入した場合は、できるだけ早く植え付けます。 酸性土壌を嫌いますので、庭に植える場合は、植えつけ前に苦土石灰を1u当たり100gほど撒いて、庭土とよく混ぜておきます。 植え付ける際は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lと化成肥料を50gほど撒いて、庭土を深さ30cmほど耕してから植えつけます。 定植するときに多湿にすると根が腐りやすいので、植えた直後は水やりを控え、苗がしおれてから水やりをします。 鉢植えの用土 野菜用の培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 15〜20pほどにします。 植え場所・置き場所 庭や畑に植える場合は、日当たりと水はけがよいところに植え付けます。 鉢やプランターに植える場合は、秋から春は日当たりのよいところに置いて育てます。 植え替え 庭や畑に植えた場合は、3年たったら、株分けを兼ねて植え替えます。 プランターに植えた場合は、2〜3年に1回は植え替えをします。 日常の管理 庭はともかく、畑に植えた場合は、折々の除草作業が欠かせません。プランターに植えた場合は、順次間引きをしながら育てていきます 食用にする場合は、蕾を摘み取ります。草丈が20cmほどに伸びたら、晴れた日に収穫します。その際、株元を3pほど残します。 夏の管理 チャイブは夏の暑さを嫌いますので、庭に植えたときは、夏場は寒冷紗などをかけて遮光をします。プランターは、半日陰に移します。 冬の管理 冬は地上部が枯れますが、地中の球根は生きていますので、不織布などを敷いてマルティングします。 プランターに植えた場合は、水やりは少なくしますが、乾燥させすぎないように注意します。 ふやし方 植え替えの時に株分けをして増やすことができます。株分けした株は、5本程度をひとまとめにして植えつけます。 肥料 植え付け時に緩効性の化成肥料を与え、後は、収穫のたびに追肥をしていきます。 病気・害虫 特にはないようです。 |
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