チェリーセージ |
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【チェリーセージについて】 |
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チェリーセージは、アリゾナ州南東部やメキシコが原産のシソ科アキギリ属の宿根草です。宿根サルビアの仲間で、一般的にはサルビア・ミクロフィラを指しますが、本種以外のサルビア・グレッギー(S. greggii)もチェリーセージと呼ばれることがあります。丈夫で、暑さに強く、耐寒性もかなりありますので、一度植えると長く楽しめます。 花期がたいへん長く4月には咲き始めますが、他の花が咲き終わって花の少ない時期になってくるとチェリーセージの花が目立ってくるような印象があります。 【栽培メモ】 'ホットリップス'という品種を栽培したところ、大変丈夫で株も大きくなりますので、毎年、切り戻しが必要になっています。 |
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【チェリーセージの概要】 |
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草丈 60p〜1mになります。 花 花径2p程度の唇形の花です。紅色のほか紫や複色の花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
半耐寒性ですが耐寒性は比較的強く、温暖地では植えっぱなしでも冬を越すことができます。耐暑性も強く、問題ありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Salvia microphylla 学名の説明 Salvia・・・・・salvare(治癒する)に由来するセージ(sage)のラテン古名 salvia から。 microphylla・・・・・「小さい葉の」 greggii・・・・・アメリカ人の Josiah Gregg への献名 |
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【主な種類と品種】 |
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一般には赤色の花をよく見かけますが、紫色の花もあります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 株が大きくなりすぎた場合は、秋に全体を思い切って切り戻しておきます。 植え付け 春に園芸店やホームセンターなどで苗が売られていますので、これを買って育てることになります。種苗会社のカタログでは春号に載っていることが多いようです。 庭に植えるときは、購入した鉢の大きさにもよりますが、通常は、根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、苦土石灰と腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。植えた後は、タップリと水やりをしておきます。 鉢で育てる場合は、購入した鉢より一回りか二回り大きい鉢に、ポット苗の場合はまずは5〜6号鉢に植えつけます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 植え替え 鉢植えで育てている場合、小さい鉢に植えているときは毎年、大きい鉢の場合でも2年に1回は植え替えをします。 表土と根鉢を三分の一ほど落として根を整理し、新しい用土で植え替えます。 時期は、通常は春ですが、温暖地の場合は遅くならなければ秋でもかまいません。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植えつけます。日当たりが悪いと花付きが悪くなります。 鉢植えも日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 伸びすぎた枝や咲き終わった花穂は、適宜に切り戻します。 株が大きくなりすぎた場合は、花がひととおり終わった秋に全体を思い切って切り戻しておきます。一度、全体を三分の一程度に切り戻しをしたことがありますが、芽吹きがよいので全く問題はありませんでした。 ふやし方 5〜6月ごろに挿し芽で増やすことができます。 冬の管理 耐寒性がありますので、温暖地の場合は霜除けをしなくても冬を越します。 鉢植えは、霜の当たらない軒下などに置き、水やりは控えめにします。 肥料 庭植えの場合は、ほとんど無肥料でかまいません。 鉢植えは、植え付け時に緩効性肥料を与えます。後は、春と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 それほど大きな被害を与えるものはありません。 |
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