チョコレートコスモス

チョコレートコスモスの花
写真 ‘カカオチョコ'
撮影時期 2010.10.19
栽培条件 庭植え

科名・属名

キク科
コスモス属

園芸分類

半耐寒性宿根草

別名

(特にありません)

原産地

メキシコ

用途

庭植え、鉢植え

花期

8〜10月

【チョコレートコスモスについて】

チョコレートコスモスは、メキシコ原産のキク科コスモス属の半耐寒性宿根草です。コスモス属ではありますが一年草のコスモスやキバナコスモスとは草姿が異なり、コスモスというイメージからはずいぶんとかけ離れています。

チョコレートコスモスという名前は、まったくこの花にピッタリのネーミングで、花色も似ていますが、香りもチョコレートコスモスに似ています。ただし、高温多湿に弱く耐寒性も弱いので、育てにくい宿根草でした。

そうしたこともあって、チョコレートコスモスとキバナコスモスとの交配種が生まれ、園芸店やホームセンターなどに出回っているチョコレートコスモスは、ほとんどがこの交配種になっています。

交配種は、原種よりもずいぶんと育てやすくなり、色のバリエーションも広がっています。ただし、香りの方は、原種と比較すると弱くなってるようです。

【栽培メモ】

チョコレートコスモスが出始めた頃に原種を育てたことがありますが、花色に加えてチョコレートに似たよい香りを持っていて、とても不思議に思った記憶があります。しかし、耐暑性が弱く、あまりよく育たないうちに夏には枯れてしまいました。

その後、キバナコスモスとの交配種を庭植えで育てたことがありますが、上の写真のように、かなり大きな株になってよく咲いていました。このときは、花後に株を除く予定でしたので霜除けをしなかったため枯れてしまいましたが、しっかりと霜除けをするなら冬越しも可能と思います。

プランターで栽培したときは、軒下に置いてあったところ暖冬ということもあって、地上部は枯れてしまいましたが、春になったら芽を吹いてきました。

【チョコレートコスモスの概要】

チョコレートコスモスの花

草丈

草丈は40〜50pほどになります。

花径4pほどの花で、写真のようにチョコレート色をしています。また、香りもチョコレートに似ています。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い(原種は弱い)
耐暑性 比較的強い(原種は弱い)

原種のチョコレートコスモスは、高温多湿に弱く、耐寒性も弱いですが、キバナコスモスとの交配種は耐寒性、耐暑性が強くなっています。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

比較的やさしい(原種はかなり難しい)

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Cosmos atrosanguineus

学名の説明

Cosmos・・・・・ギリシャ語の cosmos(飾り)が語源です。

atrosanguineus・・・・・atro(暗い)+ sanguineus(血紅色の)で、「ダークレッドの」という意味です。チョコレートコスモスの花色に由来します。

【主な種類と品種】

黄花コスモスとの交配種の ’ストロベリーチョコ’、’ワインチョコ’、‘チョコモカ'(写真:下)、また、濃色品種の’カカオチョコ’、’ビターチョコ’などが流通しています。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

ここでは、キバナコスモスとの交配種について記載しています。

栽培のポイント

※ 鉢やプランターで育てる場合は、過湿にならないように注意します。

※ 花が次々に咲いてきますので、終わった花は早めに取り除きます。

植え付け

園芸店などでは、春に苗が売られていることが多いですが、秋にも見かけることがあります。ポット苗を購入したら、5〜6号鉢やプランターに植えつけます。

耐寒性がやや弱いですが、関東以西の温暖地であれば、冬場霜除けをすれば庭植えもできなくはありません。

鉢植えの用土

用土は、市販の草花用培養土でよく育ちます。また、赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、パーライトを6:3:1程度に混ぜた用土などを使います。

チョコレートコスモスの花

植え替え

鉢やプランターで育てる場合は、2年に1回を目安に植え替えをします。

時期は4月ごろが適期で、古い土を落として新しい用土に植え替えます。

株間

20〜25p程度とします。60pの標準的なプランターの場合、3株が目安です。

植え場所・置き場所

日当たりと水はけのよいところを好みます。ただし、夏場は半日陰になるところが最適です。

日常の管理

原種よりは丈夫ですが、過湿にならないように注意します。

花が次々に咲いてきますので、終わった花は早めに取り除きます。

冬の管理

寒くなってくると、地上部は枯れますが、根が生きていますので、鉢やプランターは、霜の当たらない軒下などに移します。

庭植えの場合、温暖地でも、マルチングをするなど霜除けをしておくと安心です。

肥料

庭植えは、春と秋に月に1回程度化成肥料をやや少なめに与えます。

鉢植えは、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与えます。後は、花期が長いので、夏場を除き、緩効性の固形肥料を1ヶ月に1回程度追肥として与えます。

病気・害虫

梅雨時にウドンコ病が発生することがあるので注意します。原種よりは被害は少ないですが、早めに薬剤を散布しておきます。

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