タキタス

タキタスの花
写真 タキタス
撮影時期 2004.6.27
栽培状況 鉢植え

科名

ベンケイソウ科

属名

グラプトペタルム属

学名

Graptopetalum bellum

園芸分類

多肉植物

別名

タキタス・ベルム

原産地

メキシコ

主な用途

鉢植え

花期

5〜6月

【タキタスについて】

タキタスは、メキシコ原産のベンケイソウ科グラプトペタルム属の多肉植物です。以前はタキタス属に分類されていましたのでこの名前で呼ばれています。キングスターという品種が流通していますが、これはエケベリアとの交配種のようです。

エケベリアによく似た多肉植物のように見えますが、赤い花はとても魅力があります。

【栽培メモ】

以前に購入して育てていましたが、冬の寒さに注意する程度で栽培しやすかったと記憶しています。

【育て方は下へ ↓ 】

【タキタスの概要】

草丈

小型の多肉植物で5〜10pほどです。

一つの花は花径3pほどですが、星形の赤花が株の上を覆うように咲くので、とてもきれいです。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い

耐寒性がないので、室内あるいは暖地では軒下で管理します。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Graptopetalum・・・・・ ギリシャ語の graptos (彩色された、目立った) + petalon (花びら、花弁)が語源です。

bellum・・・・・「美しい」、「きれいな」

【主な種類と品種】

キングスターという品種が流通しています。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

5〜6月に出回る開花株を購入したときは、秋になるまでそのまま育て、涼しくなってから植え替えるようにします。

鉢植えの用土

多肉植物用の用土、若しくは赤玉土、鹿沼土、軽石砂(パーライト)を4:4:2程度に混ぜた用土が一例です。

置き場所

戸外に置くときは、雨のかからないところに置くようにします。また、春と秋は、日当たりのよいところに置いて育てます。

タキタスの花

植え替え

4月か9月が植え替えの適期です。

日常の管理

多湿を嫌いますので、鉢の表面が乾いてから水やりします。このときに、株の中に水が溜まらないようにします。

夏の管理

真夏は強い日差しを避けて半日陰に置きます。水やりは控えめにします。

冬の管理

やや寒さに弱いので冬は室内で育てますが、温暖地であれば霜の当たらない軒下でも冬を越せます。

冬は休眠期ですので、水やりは控えます。

ふやし方

株分けして増やすことができます。春に植え替えるときが適期です。また、葉挿しによって増やすことができます。

肥料

4〜6月に、緩効性の固形肥料を置肥します。

病気・害虫

カイガラムシが付くことがあります。

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