ダンピエラ

ダンピエラの花
写真 ダンピエラ
撮影時期 2004.4.17
撮影場所 明石海峡公園にて

科名

クサトベラ科

属名

ダンピエラ属

学名

Dampiera

園芸分類

多年草

別名

(特にありません)

原産地

オーストラリア西部

主な用途

鉢植え

花期

3〜5月

【ダンピエラについて】

ダンピエラはオーストラリア西部に自生するクサトベラ科ダンピエラ属の多年草です。この属には、リネアリス(Dampiera linearis)、ストリクタ(D. stricta)、テレス(D. teres)などがあり、ブルー系の美しい花が咲きます。

その割に、あまり流通していないのは、ダンピエラの自生地が乾燥した地域で、高温多湿の日本の気候に適していないためではないかと思われます。ここに掲載している上の2枚写真は明石海峡公園で撮したものと記憶していますが、とてもきれいに咲いていました。

【栽培メモ】

苗を購入する機会がなかったため、そのままになっていますが、自生地から想像するに、夏越しはかなり難しいものと思われます。

【育て方は下へ ↓ 】

【ダンピエラの概要】

草丈

30pほどになります

花径2〜3pのブルー系の花が咲きます。

タンピエラの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 弱い

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ (温暖地では)かなり難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Dampiera・・・・・18世紀のイギリスの自然学者 William Dampier への献名

linearis・・・・・「線形の」、「線状の」

stricta・・・・・「直立した」、「まっすぐな」

teres・・・・・「円柱形の」

【主な種類と品種】

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

乾燥した気候を好みますので、庭植えには向いてなく鉢植えで育てます。

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使います。鹿沼土、軽石砂、腐葉土(又はバーク堆肥)を3:1:1程度に混ぜた用土が一例です。

タンピエラの花

置き場所

年間を通して、雨のかからないところに置いた方が無難です。

植え替え

3〜4月頃が植え替えの適期ですが、そこまで育てるのは容易ではありません。

日常の管理

乾燥気味に管理しますが、特に長雨には当てないようにします。

花後に切り戻しをして、少しでも夏場の蒸れを防ぐようにします。

夏の管理

夏の高温多湿に弱いので、雨の当たらない明るい日陰に置いて多湿にならないようにします。

冬の管理

霜に当てないようにします。

肥料

春と秋に薄めの液肥を月に1〜2回与えます。

病気・害虫

特にはありませんが、夏場に高温多湿で枯れることが少なくありません。

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