ダチュラ |
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【ダチュラについて】 |
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ダチュラというのはチョウセンアサガオ属のことで、園芸として栽培されるのはインド原産のダチュラ・メテル(Datura metel)で、耐寒性がないので春まき一年草として扱われます。以前はエンジェルストランペットがこの属に含まれていましたが、今は、キダチチョウセンアサガオ属になっています。 このチョウセンアサガオ属は全草がアルカロイドを含む有害植物で、素手で触ったりするとかぶれることがあります。また、間違って食用にすると中毒症状を引き起こしますので注意します。 【栽培メモ】 種まきが遅れて、6月初めに播きましたが、発芽後の生育は順調でした。また、庭に植えてからの生育のスピードがものすごく速く、たちまち大きな株になって7月下旬に花が咲き出しました。 |
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【ダチュラの概要】 |
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草丈 60p〜1mほどになります。 花 花径が10pほどの花が上向きに咲きます。花には芳香があります。 耐寒性・耐暑性
耐寒性が弱く冬を越すことができないため、一年草扱いされます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Datura metel 学名の説明 Datura・・・・・この植物のヒンズー名に由来します。 metel・・・・・この植物の果実に付けられたアラビア語の現地語に由来します。 |
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【主な種類と品種】 |
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濃い紫色や黄色の花が咲く園芸品種が栽培されています。また、八重咲きの品種もあります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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タネ播き 4〜5月がタネまきの適期です。ポリポットに播くこともできますし、育苗箱に播いて育てることもできます。覆土は、タネが隠れる程度にします。 育苗箱に播いた場合は、本葉が2〜3枚になったら3号のポリポットに移植します。 植え付け ポリポットの底に根が回ったら鉢や庭に植え付けます。株が大きくなりますので、鉢に植えるときは、10号ほどの大きいものを使います。 庭に植え付ける際は、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れ、化成肥料も入れて、深さ30pほど耕してから植え付けます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土、もしくは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 株間 40pほどにします。 植え場所・置き場所 日当たりを好みますので、日当たりのよいところで育てます。 日常の管理 鉢植えの場合、鉢土の表面が乾いてきたらたっぷりと水やりをします。 庭に植えた場合も、晴天が続いて庭土が乾いてきたら水やりをします。 肥料 庭に植える場合は、植え込み時に化成肥料を1u当たり50gほど入れて庭土とよく混ぜておきます。後は、1ヶ月に1回ほど化成肥料を追肥します。 鉢やプランターに植える場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を元肥として与え、後は、1ヶ月に1回ほど緩効性の化成肥料を追肥します。 病気・害虫 カメムシが付くことがあります。 |
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