タマシャジン |
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【タマシャジンについて】 |
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タマシャジンはキキョウ科タマシャジン属の多年草で、「シャジン」という名前が付いていますがツリガネニンジン属ではありません。特徴としては、花の形がちょっと変わっていることです。 この属にはいくつかの種類があるようですが、通常よく栽培されているのが本種です。ヨーロッパのアルプス地方原産ですので、当然のことながら、日本の夏の高温多湿は苦手です。 【栽培メモ】 夏の暑さに耐えられないかなと思っていましたが、比較的丈夫なで、鉢植えで栽培したところ、何とか夏を乗り切ることができました。しかし、翌年に開花した後で枯れてしまいましたので、短命な多年草となりました。 |
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【タマシャジンの概要】 |
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草丈 20〜30pほどです。 花 花茎の先に、青紫の20個以上の花が集ってボール状に咲くのが特徴的です。そして、細長い苞が曲って伸びて、開かずに泡立て器のようになってところがユニークです。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強く、耐暑性も極端に弱いというわけではありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Phyteuma scheuchzeri 学名の説明 Phyteuma・・・・・この属の植物の古ギリシャ名に由来します。 scheuchzeri・・・・・スイスの博物学者の Johann Jakob Scheuchzer への献名 |
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【主な種類と品種】 |
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あまり流通していませんが、白花タマシャジンがあります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 鉢植えの場合は、水はけのよい用土を使います。 植え付け 庭植えもできないことはありませんが、小型の多年草ですし、耐暑性が強いとは言えませんので、鉢やプランターで育てるのに向いています。温暖地の場合は、なおさらそう言えます。 植え付けは、3月下旬から4月が適期ですが、ポットに植えられている苗を購入した場合は、早めに花壇やプランターなどに植えつけます。 鉢植えの用土 山野草の培養土、もしくは、鹿沼土と軽石砂を同量混ぜたものなど、水はけのよいものを使います。 置き場所 秋から春の間は半日陰に置きます。 植え替え 鉢植えの場合は、毎年、もしくは2年に1回を目安に、花後もしくは10月ごろに植え替えをします。 温暖地の場合は、植え替えないと水はけが悪くなってきますので、毎年、植え替えた方が安全です。 鉢から抜いて、表土と根鉢の古い土を軽く落として、一回り大きい鉢に植え替えます。 日常の管理 過湿にならないよう、鉢土の表面が乾いてきてから水やりをします。 夏の管理 夏は強い日差しを避け、風通しのよい明るい日陰に置きます。 冬の管理 耐寒性が強く戸外で冬を越しますので、霜除け等の必要はありません。鉢やプランターに植えている場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら暖かい日の午前中に軽く水やりをします。 ふやし方 植え替えの際、株分けをして植え替えます。 肥料 春と秋の育成期に、薄めの液肥を2週間に1回程度与えます。 病気・害虫 特にはないようです。 |
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