セイヨウウスユキソウ

セイヨウウスユキソウの花
写真 セイヨウウスユキソウ
撮影時期 2023.5.11
栽培状況 鉢植え

科名

キク科

属名

ウスユキソウ属

学名

Leontopodium alpinum

園芸分類

多年草

別名

エーデルワイス

原産地

ヨーロッパの山岳地帯

主な用途

鉢植え

花期

5月

【セイヨウウスユキソウについて】

セイヨウウスユキソウ(西洋薄雪草)は、キク科ウスユキソウ属の多年草で、アルプス山脈などの山岳地帯に分布していて、エーデルワイスという名前でもおなじみです。園芸店やホームセンターで見かけるエーデルワイスという名前で販売されている苗は、本種を平地で実生して育苗したものです。

この属の中では、ウスユキソウなどが日本に自生していますが、セイヨウウスユキソウは自生していません。なお、ウスユキソウという名前は、淡白色の葉を薄く積もった雪にみたてたものと言われています。

【栽培メモ】

ホームセンターで苗を購入して鉢植えで育てていました。高知のようなところでは生育はよくないだろうと思っていましたが、5月になってよく咲いてくれました。

【育て方は下へ ↓ 】

【セイヨウウスユキソウの概要】

草丈

20〜30pほどになります。

伸びた茎の頂部に、頭花が数輪まとまって咲きます。花弁のように見える部分は苞です。

セイヨウウスユキソウの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 弱い

高山植物ですので、寒冷地でないと夏越しは困難と思われます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)かなり難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Leontopodium・・・・・ギリシャ語の(ライオン)+(小足)が語源です。

alpinum・・・・・「高山の」

【主な種類と品種】

日本にはウスユキソウやミヤマウスユキソウなどが自生しています。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

春と秋に園芸店やホームセンターで苗が販売されていますので、これを買って育てますが、寒冷地以外では一年草と割り切って育てた方がよいかもしれません。

多湿や強い日差しを嫌いますので鉢植えで育てた方が無難です。

鉢植えの用土

赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜた一般的な用土に植え付けていましたが、1年だけ育てるとしたなら特に問題はないと思われます。

セイヨウウスユキソウの花

置き場所

日当たりのよいところに置きますが、5月になったら開花してきますので、半日陰もしくは午前中だけ日の当たるところに置きます。

梅雨時など長雨が予想されるときは、雨の当たらないところに移した方が無難です。

日常の管理

過湿にならないようにしますが、乾燥させすぎるとダメージが大きいので注意します。

夏の管理

風通しのよい明るい日陰に置きます。

冬の管理

戸外で冬を越します。

肥料

植え付け時に緩効性の化成肥料を用土に混ぜておきます。量は控えめでかまいません。

病気・害虫

アブラムシが付くことがあります。

ページのトップに戻ります。このページのトップへ
一覧へ戻ります。一覧に戻ります。