ソリダゴ

ソリダゴの花
写真 'ファイヤワークス'
撮影時期 2020.6.22
栽培状況 プランターで栽培

科名

キク科

属名

アキノキリンソウ属

学名

Solidago

園芸分類

宿根草

別名

アキノキリンソウ

原産地

日本、北アメリカ

主な用途

庭植え、鉢植え

花期

6月〜

【ソリダゴについて】

ソリダゴは、アキノキリンソウ属の属名で、日本にはアキノキリンソウ(S. virgaurea subsp. asiatica)が自生していますが、北アメリカ原産で嫌われ者のセイタカアワダチソウ(S. altissima)もこの仲間です。

園芸として栽培されているのは、北アメリカ原産のソリダゴ・ルゴサ(S. rugosa)の園芸品種 'ファイアワークス' や種小名は未確認ですが 'タラゴールド' といった品種です。いずれも黄色の花房が魅力的です。

【栽培メモ】

'ファイアワークス'の苗が小さかったのでプランターに植えていたところ、6月に入ると花穂が見え出しました。株が傾いてきたので支柱をしましたが、丈夫な宿根草で、それ以外は手間がかかりませんでした。

【育て方は下へ ↓ 】

【ソリダゴの概要】

草丈

1.5mほどになります。

長い花穂が放射状に伸び、次第に垂れて黄色の花が賑やかに咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

耐寒性・耐暑性があり、丈夫です。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Solidago・・・・・solidus(完全な)+ ago(状態)を意味します。

virgaurea・・・・・ virga(小枝)+ aurea(金色の)で、「金色の小枝の」という意味です。

asiatica・・・・・「アジアの」

rugosa・・・・・「しわの多い」、「しわの寄った」

【主な種類と品種】

'ファイアワークス'

北アメリカ原産のソリダゴ・ルゴサ(S. rugosa)の園芸品種です。長い花穂が放射状に伸び、次第に垂れて黄色の花が賑やかに咲きます。

'タラゴールド'

早生で、草丈は40〜80pほどです。ボリュームがあり、色あせしにくい品種で切り花用にも栽培されています。'ゴールデンロッド' とも呼ばれます。

ソリダゴとテリアツバギク(Aster ptarmicoides)の属間交雑によるソリダスターがあります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 花後に切り戻しをしておきます。

植え付け

春に園芸店やホームセンターなどで苗が売られていますので、これを買って庭やプランターなどに植え付けます。

庭に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の三分の一程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

ソリダゴの花

植え場所・置き場所

庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢に植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

植え替え

庭に植えた場合は、4〜5年して株が混み合ってきたら、株分けを兼ねて植え替えます。

鉢やプランターに植えた場合は、毎年、植え替えをします。植え替えの時期は、春でも秋でもかまいません。

日常の管理

花が終わったら切り戻しておきます。

冬の管理

耐寒性がありますので、温暖地では庭に植えても霜除け等は必要ありません。

ふやし方

植え替えのときに株分けで増やすことができます。

肥料

元肥として緩効性肥料を与えますが、後はあまり必要としません。逆に多肥にすると徒長して倒伏しやすくなります。

病気・害虫

アブラムシやハダニが付くことがあります。

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