セファランサス |
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【セファランサスについて】 |
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セファランサスは、北アメリカの東部および南部が原産のアカネ科セファランサス属の落葉低木です。園芸店やホームセンターなどでは「谷渡りの木」という名前で販売されていることがありますが、タニワタリノキ(Adina pilulifera)という別種の木と混同されているようです。タニワタリノキというのは、屋久島原産のタニワタリノキ属の常緑低木です。花の形がよく似ていますが、こちらは耐寒性はありません。 セファランサスの特徴は、シベが飛び出して花火のように見える白い球状の花にあります。 【栽培メモ】 春になって芽を吹くのが相当に遅いので、枯れてしまったのかと少しやきもきしました。成育はゆっくりですが、育てやすいと言えます。 また、耐寒性、耐暑性があり、鉢植えの木を庭に降ろしてみましたが、問題なく育っています。 |
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【セファランサスの概要】 |
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樹高 1〜2m前後になるようですが、剪定をすれば1m以下で育てることができます。 花 花径が3〜4cmほどのボール状の花で、シベが飛び出して花火のように見えます。 耐寒性・耐暑性
比較的耐暑性があります。また、−4度という寒い日がありましたが、それほど大きくない庭植えの木は大丈夫でした。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Cephalanthus occidentalis 学名の説明 Cephalanthus・・・・・ギリシャ語の cephalos(頭)+ anthos(花)が語源で、花の形に由来します。 occidentalis・・・・・「西の」、「西方の」 |
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【主な種類と品種】 |
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‘ムーンライトファンタジー’という品種が販売されています。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 花後に軽く剪定して樹形を整える程度で十分です。 植え付け 落葉樹ですから11月〜3月ごろが植え付けの適期です。木がそれほど大きくなりませんので、鉢植えでも十分に楽しむことができます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 日当たりを好みますが、半日陰でも花付きには影響がないようです。 やや湿り気のある場所を好むようですので、庭植えにするときは乾燥するような場所は避けたほうが無難です。 植え替え 鉢植えは、2年に1回を目安に植え替えをします。鉢から抜いて、あまり根鉢を崩さないようにして一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、表土と周りの鉢土を軽く落として植え替えます。 日常の管理 鉢植えは、夏場は半日陰に置き、乾燥させすぎないようにします。 剪定 本来の剪定は春の芽吹き前に行いますが、新枝咲きなので、コンパクトにしたいときは強剪定しても花付きには影響ありません。 もっとも、枝はそれほど伸びませんので、花後に軽く剪定して樹形を整える程度で十分です。 肥料 庭植えの場合は、2月頃に寒肥を与えます。 鉢植えの場合は、春と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 葉の食害を受けるので、見つけたら早めに殺虫剤をかけておきます。 |
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