セイロンベンケイ |
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【セイロンベンケイについて】 |
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セイロンベンケイは、世界の熱帯、亜熱帯に広く分布するベンケイソウ科セイロンベンケイ属の多年草ですが、セイロン島の固有種ではありません。トウロウソウという別名は、長く伸びた花茎に緑白〜橙色の花を多数着ける様子が灯籠を思わせることに由来します。 同属のコダカラベンケイは、葉の周囲から生じた不定芽でどんどんと増えていきますが、セイロンベンケイは、葉を切り取って、表向きにして土の上や湿った布の上に置いておくと、葉の周辺に新しい芽が出てきます。 蛇足ですが、セイロンベンケイの和名はベンケイソウではなくソウは付きません。コダカラベンケイも同様です。 【栽培メモ】 小さな苗を入手したところですので、詳細は追って |
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【セイロンベンケイの概要】 |
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草丈 花茎が長く伸びて1.5mほどになります。 花 円錐花序になり、鐘形の花が下向きに咲きます。花色は紅色を帯びた黄色です。 耐寒性・耐暑性
耐寒性が弱いので、冬場は室内に取りこむ必要があります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ (冬の保温に気をつければ)やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Bryophyllum pinnata 学名の説明 Bryophyllum・・・・・ギリシャ語のbryo (芽、新芽) + phyllon(葉)が語源で、切り取った葉から芽を出して増えることができることに由来します。 pinnata・・・・・「羽状の」 |
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【主な種類と品種】 |
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近縁種に同属のコダカラベンケイがあります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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植え付け 過湿を嫌い耐寒性もありませんので鉢での栽培になります。植え付けの時期は5〜6月もしくは9〜10月が適期です。 鉢植えの用土 多肉植物用の培養土に植え付けると手間が省けます。 それ以外には、赤玉土、腐葉土、パーライトを5:3:2程度に混ぜた用土など水はけのよいものを使います。 置き場所 年間を通じて、日当たりのよいところに置きます。なお、梅雨時など長雨が予想されるときは雨の当たらないところに移した方が無難です。 なお、短日性植物ですので、秋以降は電灯の当たらない場所に置きます。 植え替え 通常の植え替えは、2〜3年に1回、春に行います。全体の三分の一ほど切り戻してやると形が整います。 日常の管理 過湿に弱いと言うことは、水やりを少々怠っても大丈夫ということで、逆に、丈夫で育てやすいものです。とにかく、水やりは控えめにして育てます。 花が終わったら、長く伸びた花茎を切り戻しておきます。 夏の管理 夏場は直射光を避け、雨の当たらない明るい日陰に置きます。夏場に日が直接当たらなくても、花付きには影響ありません。 冬の管理 耐寒性がないので、花茎が伸び始めるころに室内に取り込みます。水やりは控えめにし、肥料も必要ありません。 肥料 生育期間中に緩効性の固形肥料を2か月に1回程度の割合で施します。 病気・害虫 アブラムシが付くことがあります。 |
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