センテッドゼラニウム |
|||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
【センテッドゼラニウムについて】 |
|||||||||||||||||||
センテッドゼラニウムは、固有の植物の名称ではありません。葉に芳香のあるテンジクアオイ属(ペラルゴニウム属)の種類を総称してそう呼んでいます。園芸品種のほか種間交配種が栽培されています。 花の美しいゼラニウムやペラルゴニウムと比較すると、花は見劣りがしますが、ローズゼラニウム、アップルゼラニウム、レモンゼラニウムなどいろいろな香りをもつ種類があります。 【栽培メモ】 秋に苗を購入した後、順調に育っていましたが、夏を過ぎる頃に元気がなくなってしまいました。やや夏の高温多湿に弱いのと、管理も不十分で手が届かなかったことが原因と思われます。 |
|||||||||||||||||||
【センテッドゼラニウムの概要】 |
|||||||||||||||||||
草丈 30〜60pほどです。 花 【主な種類と品種】を参照してください。 耐寒性・耐暑性
夏の高温多湿が苦手です。また、半耐寒性です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Pelargonium 学名の説明 Pelargonium・・・・・・ギリシャ語の pelargos(コウノトリ)が語源です。 graveolens・・・・・「強い匂いのする」 odoratissimum・・・・・「もっとも芳香のある」 crispum・・・・・「縮れた」、「しわのある」 |
|||||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
|||||||||||||||||||
いろいろな品種の基になっている原種の一部を紹介します。
|
|||||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
|||||||||||||||||||
栽培のポイント ※ 高温多湿を嫌いますので、夏は、風通しのよい明るい半日陰に置き、水やりも控えめにします。 植え付け 園芸店やホームセンターでは、ほぼ1年中売られているように思います。半耐寒性で多湿に弱いので、鉢植えで育てるのが一般的です。 購入した株の鉢が小さくて根詰まり気味のときは、5号鉢もしくは6号鉢に植え替えます。 鉢植えの用土 市販の園芸用培養土などを使います。 置き場所 雨のかからない日当たりのよい軒下に置くようにします。半日陰程度でも、それほど問題はありません。 植え替え できれば毎年、もしくは2年に1回は植え替えをします。時期は、夏と冬以外であれば可能です。 日常の管理 ゼラニウムと同様に過湿を嫌いますので、水やりには注意します。 夏が来る前に、一度切り戻しをして、株が蒸れないようにすると夏越しが楽になります。 夏の管理 総じて、高温多湿を嫌いますので、夏になったら半日陰に、真夏は風通しのよい明るい日陰に置き、水やりも控えめにします。 冬の管理 半耐寒性ですが、ゼラニウムと同様、関東以西の温暖地ではほとんどが軒下で冬を越します。ただし、特に寒さの厳しい日は、室内に入れた方が安全です。水やりは控えめにします。 寒地では日当たりのよい室内に置きます。 ふやし方 挿し芽で増やすことができます。5月〜6月もしくは9〜10月ごろに芽の先を10cmほど切って、1日おいてからバーミキュライトなどに挿します。 肥料 市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、植えつけ後、1ヶ月ほどしたら、夏場を除き、液肥を2週間に1回程度施します。用土を調製したときは、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、同様に追肥をします。 病気・害虫 過湿にすると茎腐病が出ることがあります。 |
|||||||||||||||||||
このページのトップに戻ります。一覧に戻ります。 |