スピロキシネ |
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【スピロキシネについて】 |
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スピロキシネは、南アフリカ原産のキンバイザサ科スピロキシネ属の秋植え球根で、ロードヒポキシスの近縁に当たります。あまり栽培されることがないですが、星形の花はなかなか魅力があります。 スピロキシネの中では、カペンシス(S. capensis)がよく栽培されますが、橙色で大輪のカナリキュラータ(S. canaliculata)もあります。カペンシスは白花と黄花のほか、ピンクの花色のものもあるようです。 カペンシスの咲き方には特徴があって、中の写真のように、つぼみが大きくなっても花弁の先がくっついていて、それが限界まで来ると、ぱっと開くようになっています。 【栽培メモ】 カペンシスを鉢植えで育てていましたが、霜に当てないようにすれば、栽培自体はそれほど難しくありません。球根も次第に増えていきます。 ロードヒポキシスと違って、花が一斉に咲くということがありませんが、それでも、写真のようにかなりまとまって咲いてくれます。 |
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【スピロキシネの概要】 |
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草丈 15〜20p程度です。 花 花径6pほどの花で、細い花弁が星形になって咲きます。花色は白と黄などがあります。 耐寒性・耐暑性
耐寒性はフリージア程度とされています。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Spiloxene spp. 学名の説明 Spiloxene・・・・・ギリシャ語の spilos (しみ)+ xenos (奇妙な、変な) capensis・・・・・南アフリカの「ケープ地方の」 canaliculata・・・・・「小管の」、「細管の |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 日当たりのよいところで育てます。 ※ 冬は霜に当てないようにします。 植え付け 耐寒性がそれほど強くないので一般には鉢植えで育てます。また、小さな草姿ですので、鉢植え向きでもあります。植え付けの適期は、10月中旬〜11月中旬ごろです。 鉢植えの用土 市販の球根用培養土で差し支えありません。私は、鹿沼土、赤玉土、バーク堆肥を4:4:2程度に混ぜた用土に植えていますが、問題なく育ちました。 植え付けの深さ 球根の上に3cmほど土が被る程度にします。 株間 5号鉢に5球程度が目安です。 置き場所 生育期間中は、日当たりのよいところで育てます。日当たりが悪いと花が咲きません。 植え替え 鉢やプランターに植えた場合は、毎年植え替えます。 日常の管理 生育期間中は、過湿にならないようにします。 冬の管理 秋に球根を植えつけると、すぐに葉が伸びてきます。この状態で霜に当たると傷みますので、関東以西の温暖地であれば霜の当たらない軒下に置きます。強い霜が予想されるときは室内に入れた方が安心です。 休眠期の管理 6月になって葉が枯れ始めたら水やりを止め、雨のかからない日陰に移します。掘り上げてもいいですし、鉢に植えたまま秋まで保管してもかまいません。 掘り上げた球根は、水洗いして日陰で乾燥させます。球根が乾いたら、分球しているものは球根を分けてネットの袋などに入れて、秋の植え付け時まで保管しておきます。保管場所は、雨の当たらない日陰の風通しのよいところにします。 ふやし方 比較的よく分球しますので、分球して増やすことができます。 肥料 葉が出てから緩効性の固形肥料を置肥します。後は、花後にも緩効性の固形肥料を追肥します。 病気・害虫 特にないようです。 |
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