スイートピー Lathyrus odoratus

スイートピーの花
写真 レディーズミックス
撮影時期 2006.5.5
栽培状況 秋まき後、庭植え(厳冬期のみトンネルで霜除け)
科名・属名

マメ科
ハマエンドウ属

園芸分類

秋まき一年草

別名

ジャコウレンリソウ

原産地

イタリアのシシリー島

用途

庭植え

花期

4〜5月

【スイートピーについて】

スイートピーは、イタリアのシシリー島の原産のマメ科の秋まき一年草です。もともとは夏咲きだったと言われています。その後、春に咲く品種が作り出され、今では春の花としておなじみです。

ツル性なので、パンジーやプリムラなどと比較すると、支柱立てや誘引など栽培に少し手間がかかりますが、甘い香りと蝶々のような美しい花は何ともいえません。また、花もちもよいので切り花にも利用できます。

栽培したところでは、10月上旬にまきましたが、定植後に苗がかなり大きくなりましたので、念のため、トンネルをして霜除けをしました。花はよく咲いてくれました。

【花の特徴と性質】

スイートピーの花

草丈

つる性で1〜1.5m程度になります。

冬咲き、春咲き、夏咲きの3品種群がありますが、家庭では春咲き品種群が一般的です。

花色は、白、桃、赤、青、紫などの各色がそろっています。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は強く、暖地では露地で越冬します。

学名の説明

Lathyrus・・・・・ギリシャ語の la(非常に)+ thyros(刺激する)が語源です。

odoratus・・・・・「香りのある」、「芳香のある」

【主な種類と品種】

ロイヤル混合

花径4cmで多花性の大輪種です。(写真:上から2枚目、3枚目)

レディーズシリーズ

花弁のウエーブが美しい、丈夫な品種です。‘ミランダ'(濃い桃色)、‘エミリー'(濃い桃色で中心は淡い)、‘メアリー'(サーモンピンク)などの品種があります。

スーパーシリーズ

花径5cmの大輪の花が咲きます。

‘スーパースヌープ'

巻きヒゲのでないタイプです。

【育て方と栽培のポイント】

タネまき

移植を嫌うので、直まきするかポットや小鉢に直接にまきます。発芽適温は15〜20度くらいですので、9月下旬〜10月下旬ごろが適期です。寒冷地では、春まきにします。

直まきの場合、30cmの間隔で一か所に2〜3粒ずつまきます。ポットや小鉢も2〜3粒まき、覆土は1pほどにします。

直まきの場合は、発芽後、しっかりした苗を1本残して後は間引きします。ポットに播いた場合も同様に間引いて、充実た苗を1本残します。

植え付け

連作を嫌いますので、3〜4年は同じ場所に植えることは避けます。また、酸性土を嫌いますので苦土石灰を1u当たり100〜200g程度撒いて耕しておきます。

スイートピーの花

ポットに播いた場合は、ポットの底に根が回ったら花壇やプランターなどに定植します。

花壇に植える場合は、バーク堆肥(腐葉土)を1u当たり10Lほど入れて、化成肥料と一緒に庭土とをよく混ぜてから植え付けます。

鉢やプランターの用土は、市販の草花用培養土に苦土石灰を少し足してたものを使います

植え場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけの良いところに植え付けます。

鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。

株間

花壇に植えるときは30pほどにします。60cmのプランターの場合は、3株ほど植え付けます。

日常の管理

15pほどに伸びたら、1度摘心して側枝を伸ばすようにします。

春になると急にツルが伸び出すので、早めに垣根や支柱に誘引してやります。

花が終わったら、こまめに花がらを取り除きます。こうすると、先端の蕾が咲き続け、長く花を楽しむことができます。

冬の管理

花壇に植えた場合は、暖地でも、苗が大きいと霜で傷むことがありますので、霜除けをしたほうが安心です。

スイートピーの花

鉢やプランターに植えた場合は、軒下など霜の当たらないところに置きます。

肥料

花壇に植えた場合は、植え込み時に、化成肥料を1u当たり50gほど入れて庭土とよく混ぜておきます。春、枝が伸び始めたら速効性の化成肥料を与えると、枝張りがよくなります。

鉢やプランターの場合は、植えつけ時に緩効性肥料を与え、暖かくなったら液肥を月2〜3回与えます。

病気・害虫

アブラムシがつくことがあります。

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