ストレプトカーパス(有茎系) |
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【ストレプトカーパス(有茎系)について】 |
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園芸店やホームセンターで販売されているストレプンカーパスは、無茎タイプのものがほとんどですが、たまに有茎タイプのもの見かけることがあります。これらは、ケニアやタンザニア原産のサクソルム種(Streptocarpus saxorum)が基になって育成されたものです。 無茎タイプと比較すると花は小さいですが、糸のような花茎を長く伸ばして花が咲きます。 【栽培メモ】 そのままでは茎が垂れてきますので支柱をして育てていますが、吊り鉢にしても楽しめると思います。 |
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【ストレプトカーパス(有茎系)の概要】 |
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草丈 茎は20〜25pほどに伸びてきますが、そのままでは自然に垂れていきます。 花 葉腋から糸のような花茎を10pほど伸ばして花が咲きます。花径は2.5〜3pで、花色は青紫系が多いですが白花もあります。 耐寒性・耐暑性
無茎イブと同様に耐寒性はありません。また、暑さにも弱く、夏の直射日光を嫌います。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Streptocarpus saxorum 学名の説明 Streptocarpus・・・・・ギリシャ語の strepto(ねじれた)+ carpos(果実)が語源です。 saxorum・・・・・「岩」、「石」 |
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【主な種類と品種】 |
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青紫系の花が咲く種類が一般的ですが、白花の品種もあります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 過湿を嫌いますので、やや乾燥気味に育てます。 植え付け 寒さに弱いので、鉢植えでの栽培になります。 園芸店やホームセンターなどでたまに見かけますので、これを買って育てることが一般的です。ポリポットや小さな鉢で根詰まり気味のときは、根鉢を崩さないようにして一回り大きい鉢に植え替えます。 鉢植えの用土 通気性がよく水はけのよい用土を使います。赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、パーライト(軽石砂)を6:2:2程度に混ぜた用土が一例です。 置き場所 秋から春の間は、室内のレースのカーテン越しの日が当たるところが最適です。 植え替え 根詰まり気味になってきたら、一回り大きい鉢に植え替えます。時期は、3月中旬又は9月頃が適期です。 日常の管理 過湿を嫌いますので、葉が少ししおれる程度になって水やりをした方が安全です。もっとも、空中湿度は高い状態を好みますので、冬場など空気が乾燥するときは霧吹きで葉水を与えるようにします。 茎が徒長して草姿が乱れたら、寒さが来る前に切り詰めておきます。 花がらは、早めに取っておきます。結実させると株が弱ります。 夏の管理 強い日射しが当たると葉焼けを起こしますので、夏は戸外の涼しい日陰に置くか、寒冷紗などで遮光します。 冬の管理 耐寒性がないので、外に置いてある株も寒くなってきたら室内に取り込みます。6〜7度あれば冬を越します。 冬の間は、水やりは控えめにして、時々、霧吹きで葉水を与えるようにします。 ふやし方 挿し芽で増やすことができます。6月ごろに本葉を3〜4枚以上付けた挿し芽をつくり、バーミキュライトなどに挿しておきます。 肥料 春と秋の生育期間中は、定期的に緩効性の固形肥料を置肥するか、月に2〜3回程度液肥を与えます。 病気・害虫 ハダニが付くことがあります。また、葉の食害に注意します。 |
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