シロモジ

シロモジの花
写真 シロモジ
撮影時期 2023.3.20
栽培状況 庭植え

科名

クスノキ科

属名

クロモジ属

学名

Lindera triloba

園芸分類

落葉中木

別名

アカヂシャ

原産地

日本、中国

主な用途

庭植え

花期

3〜4月

【シロモジについて】

シロモジは、クスノキ科クロモジ属の落葉中木で、日本では本州の中部地方以西、四国、九州に自生しています。同属にクロモジがありますが、シロモジはその名のとおり樹皮が灰褐色で白っぽいことと、葉の先が三つに分かれていることが特徴です。

クロモジは、樹皮に芳香があり高級な楊枝の材料として有名ですが、シロモジは香りが弱いためそうした利用はされません。しかしながら、シロモジも自然樹形が美しく、春の花や秋の黄葉も魅力で庭木として植栽されています。

【栽培メモ】

庭植えにしていますが、クロモジと同様、育てやすい花木です。

【育て方は下へ ↓ 】

【シロモジの概要】

樹高

株立ち状の樹形で、3〜4mほどになります。

雌雄異株で、春に葉が開くよりも先に小さな花が咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 強い

耐寒性、耐暑性があります。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Lindera・・・・・スウェーデンの植物学者 Johan Linder への献名

triloba・・・・・「三浅裂の」 ※ 葉の形状に由来します。

【主な種類と品種】

クロモジ属では、ダンコウバイやシロモジなども植栽されています。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 剪定をするなら、落葉時の1〜2月に行います。

植え付け

落葉樹ですので、11〜12月もしくは2月頃が植え付けの適期です。

苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。

植え付け後は、苗木が風でぐらつかないよう支柱をしておきます。

植え場所

少し湿潤なところを好み、乾燥しすぎるような場所には不向きです。ですので強い西日が当たるようなところは避けるようにします。

剪定

自然の樹形を生かすため、大きくなりすぎない限り、基本的に剪定はそれほど必要ありません。

一般的な剪定は、落葉時の1〜2月に、伸びすぎた枝を切り詰めて樹形を整えます。

肥料

1〜2月に寒肥として、油粕と粒状化成肥料を等量にしたものを施します。

病気・害虫

それほど被害を与えるものはありませんが、カイガラムシがつくことがあります。

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