シマツルボ

シマツルボの花
写真 シマツルボ
撮影時期 2024.4.10
栽培状況 鉢植え

科名

キジカクシ科

属名

シマツルボ属

学名

Ledebouria cooperi

園芸分類

秋植え球根

別名

レデボーリア

原産地

アフリカ南部

主な用途

庭植え、鉢植え

花期

4月

【シマツルボについて】

シマツルボは、南アフリカなどアフリカ南部原産のキジカクシ科シマツルボ属の秋植え球根です。この属にはいくつかの種類がありますが、一般によく栽培されているのがここで取り上げているクーペリーです。

シマツルボは縞蔓穂と書きます。葉に縦縞が入ることと、ツルボに似ていることから命名されたようですが、ツルボとは別属になります。

【栽培メモ】

小型の植物なので雑草に負ける恐れがあることから、鉢植えで育てています。軒下に置いてあったところ、3月になって一斉に葉が見え始め、4月には、とてもよく咲いてくれました。

【育て方は下へ ↓ 】

【シマツルボの概要】

草丈

10〜15pほどになります。

1pほどの赤紫色の小さい花が咲きます。

シマツルボの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 強い

耐寒性がやや弱いですが、温暖地では霜の当たらない軒下で冬を越すことができます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Ledebouria・・・・・19世紀のドイツの植物学者 Karl Friedrich von Ledebour への献名

cooperi・・・・・アメリカ合衆国の博物学者 Dr. James G. Cooper への献名

【主な種類と品種】

縞の形状の違いや葉の広いものと細葉の系統があるようです。これらが個体差なのか変種なのか未確認です。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

10月頃が植え付けの適期です。庭植えもできますが小型の球根ですので、鉢植えに向いています。

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使います。赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を3:4:3程度に混ぜた用土が一例です。

植え付けの深さ

1pほどの深さに植え付けましたが、特に問題はありませんでした。

シマツルボの花

植え場所、置き場所

生育期間中は、日当たりのよいところで育てます。

植え替え

毎年、若しくは2年に1回を目安に植え替えます。

日常の管理

庭植えの場合は、雑草に負けないよう除草作業を怠らないようにします。

冬の管理

比較的耐寒性がありますが、鉢植えは霜の当たらない軒下が安全です。水やりはごく控えめにします。

ふやし方

分球をして増やすことができます。

肥料

開花後に置肥をするか、夏場を除き生育期間中に液肥を月に2回ほど与えます。

病気・害虫

特にはなさそうです。

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