シンファンドラ

シンファンドラの花
写真 シンファンドラ・ザンゲズラ
撮影時期 2014.5.19
栽培状況 鉢植え

科名・属名

キキョウ科
シンファンドラ属
(ホタルブクロ属)

園芸分類

宿根草

別名

特にはありません

原産地

アルメニアなど

用途

鉢植え、庭植え

花期

5月〜6月

【シンファンドラについて】

シンファンドラは、キキョウ科シンファンドラ属の宿根草です。ホタルブクロ属に近い属ですが、ホタルブクロ属とされる場合もあります。地中海沿岸の小アジア、バルカン半島などに10種ほど自生しています。なお、本来は宿根草と思われますが、暑さに弱く、温暖地では花後に枯れてしまい宿根できませんので春まき二年草として扱われます。

国内で流通しているのは、ザンゲズラ(S. zangezura)やホフマニー(S. hoffmannii)などで、ホタルブクロをコンパクトにしたようなイメージです。夏場の高温多湿に弱いとは言え、花がたくさん花が咲いて、なかなか魅力のある草花です。

なお、シンファンドラ属をハナブサソウ属としている例がありますが、ハナブサソウは1属1種で学名はHanabusaya asiatica となっていますので、シンファンドラ属をハナブサソウ属とするのは疑問のあるところです。

【栽培メモ】

以前に、おぎはら植物園で苗が販売されていましたので、鉢植えにして育てたところ、とてもよく咲いてくれました。もっとも、写真の株も花が咲いた後、暑くなってきたら枯れてしまいましたので、宿根草というよりも二年草と考えるべきだと思われます。

【シンファンドラの概要】

シンファンドラの花

草丈

30〜40cmほどになります。

キキョウ科特有の釣鐘状の花が咲きます。花は小さいですが、コンパクトな株で花数が多いので開花時はきれいです。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 強い
耐暑性 弱い

耐寒性は強いですが、耐暑性は弱いです。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)かなり難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Symphyandra( = Campanula)

学名の説明

Symphyandra・・・・・ギリシャ語の symphyein (癒合する) + andros (雄しべ)が語源です。
※ 葯が結合されていることに由来します。

zangezura・・・・・アルメニア南部のシュニク地方の地名のザンゲズル(Zangezur)に由来します。

hoffmannii・・・・・アメリカ合衆国の鳥類学者、植物学者の Ralph Hoffmann への献名

wanneri・・・・・(※ 不詳)

【主な種類と品種】

ザンゲズラ
S. zangezura

コンパクトな株にキキョウ科特有の釣鐘状の花がたくさん咲きます。花色は淡い水色です。

ホフマニー
S. hoffmannii

コンパクトな株になり、白い花がたくさん咲きます。(写真:下)

ワンネリー
S. wanneri

こちらは紫色の花が咲きます。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 水はけのよい用土を使います。

植え付け

草姿、花とも小型で、草姿も繊細な印象を与えることから、鉢植えで育てるのに適しています。

春もしくは秋に苗が売られていますので、これを買って育てます。ポット苗に植えられている場合が一般的ですので、根鉢を崩さないようにして5号鉢程度の鉢に植え付けます。60cmの標準のプランターなら3株程度が目安です。

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使います。赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を等量に混ぜた用土を使いましたが、特に問題なく育ちました。

シンファンドラの花

植え場所・置き場所

日当たりのよいところで育てます。ただし、暑さに弱いので、夏は半日陰の風通しのよい涼しいところで育てます。

それでも、関東以西の温暖地では、夏越しが困難です。

日常の管理

春に苗を買って育てる場合は、それほど難しくはありませんが、茎が細くて折れやすいので注意します。

鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。

肥料

液肥をときどき与えます。

病気・害虫

特にはないようです。

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