ジャカランダ |
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【ジャカランダについて】 |
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ジャカランダは、アルゼンチンやボリビア原産のノウゼンカズラ科キリモドキ属の落葉高木です。「世界三大花木」のひとつにされていますが、藤色の花はとても美しいものです。大きなジャカランダの木が満開になったところはすばらしいと想像されますが、残念ながら耐寒性が弱く、庭植えで花が見れるのは暖地に限られます。 暖地の場合、木がある程度大きくなれば、株元と幹を防寒することで庭植えでも栽培可能です。また、鉢植えで育てることのできる矮性種が販売されています。 【栽培メモ】 南国といわれる高知でも1〜2月には霜が降りることは珍しくないので、あきらめていたところ、最近、矮性のジャカランダが出回るようになり、やっと花を見ることができました。矮性なので開花までの年数も早かったです。 なお、通常の大きさになる木も、家の南側に植えていますが、霜が降りると葉を落とし、強い霜だと枝も株元近くまで枯れ込みます。それでも、木は枯れることなく春になると芽を吹いてきますが、植えてから何年にもなりますが、まだ花が咲いたことはありません。 |
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【ジャカランダの概要】 |
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樹高 10mを超えますが、矮性のものは1m以下でも花が楽しめます。 花 藤色の花で、ひとつの花房にたくさんの花を付けます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は極端には弱くなく、暖地では庭植えが可能ですが、花が見られる地域は限られます。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 庭植えで育てる場合:(暖地でないと)かなり難しい ※ 矮性種を鉢で育てる場合:比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Jacaranda mimosifolia 学名の説明 Jacaranda・・・・・ポルトガル語の jacarand(固い核)が語源です。 mimosifolia・・・・・「オジギソウのような葉の」 |
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【主な種類と品種】 |
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キリモドキ属には、45種ほどあると言われていますが、日本で栽培されているのは、ジャカランダ・ミモシフォリア(Jacaranda. mimosifolia)です。暖地は別にして、管理する上では当然のことながら矮性の木がいいわけですが、かなり割高になります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 鉢植えで育てるなら矮性種を選びます。植え替えは、花後に行います。 植え付け ジャカランダは、園芸店やホームセンターなどでもよく見かけるようになってきました。ただし、鉢植えに適している矮性種は、園芸店で見かけることはなく、種苗会社のカタログやネットなどを通じて入手することになります。 耐寒性が弱いので、庭植えできるのは関東以西の太平洋岸の暖地でないと厳しいと言えますが、矮性種であれば、大きめの鉢で栽培できます。植えつけは、春に行います。 鉢植えの用土 用土は水はけのよいものを使います。赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものに植えていますが、よく育っています。 植え場所、置き場所 鉢植えは、日当たりのよいところに置きます。 庭植えは、家の南側など寒い北風が当たらないところに植え付けます。 植え替え 鉢植えの植え替えは、2年に1回、花後に行います。根鉢をほぐして表土と古い用土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。鉢が大きくなって、同じ大きさの鉢を使う場合は、古い用土をもう少し落として植え替えます。植え替えを怠ると、花が咲かなくなってきます。 鉢が大きくなってくると、軽いプラ系のものが取り扱いしやすいです。移動のことを考えると、鉢を大きくしていっても10〜12号鉢が限界かと思います。写真の木は10号の鉢に植えたものですが、鉢の大きさについていえば、これでも特に問題はありません。 日常の管理 鉢植えは、過湿になりすぎないようにします。 剪定 矮性品種は、枝がさほど伸びませんので、剪定はほとんど不要です。伸びすぎた枝があれば、軽く切り戻しておきます。 庭植えの一般種は、気温が上がってくる5〜6月に、新芽の芽吹きを確認して切り戻しをします。 冬の管理 暖地の場合、鉢植えの矮性品種は、暖冬の年は霜の当たらない軒下でもかまいませんが、特に厳しい日は室内に入れたほうが安全です。葉が落ちて生育が止まりますので、水やりは控えめにします。 開花させるには、冬に落葉させたほうがよいと言われていますが、軒下などに置いておくと自然に落葉します。写真はそのようにして開花したものです。 ただし、庭植えの場合、枝や幹まで枯れ込むと開花は難しくなります。 肥料 鉢植えの場合は、生育期間中に2ヶ月に1回程度、緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 カイガラムシがつきやすいので、見つけたらブラシでこすり落とします。 |
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