ジャカランダ

ジャカランダの花
写真 ジャカランダ
撮影時期 2014.5.30
栽培状況 鉢植え

科名・属名

ノウゼンカズラ科
ジャカランダ属

園芸分類

落葉高木

別名

キリモドキ

原産地

アルゼンチン、ボリビア

用途

庭植え(無霜地域のみ)
鉢植え

花期

5〜6月

【ジャカランダについて】

ジャカランダは、アルゼンチンやボリビア原産のノウゼンカズラ科ジャカランダ属の落葉高木です。「世界三大花木」のひとつにされていますが、藤色の花はとても美しいものです。大きなジャカランダの木が満開になったところはすばらしいと想像されますが、残念ながら耐寒性が弱く、庭植えできるところは無霜地域に限られます。

温暖地の場合、木がある程度大きくなれば、株元と幹を防寒することで庭植えでも栽培可能とされています。また、鉢植えで育てることのできる矮性種が販売されています。

【栽培メモ】

南国といわれる高知でも1〜2月には霜が降りることは珍しくないので、あきらめていたところ、最近、矮性のジャカランダが出回るようになり、やっと花を見ることができました。矮性なので開花までの年数も早いです。

なお、2020年は暖冬で、香南市野市町は霜が降りることがありませんでしたので、通常の大きさになる木も葉を落とすことなく冬を越しました。

【ジャカランダの概要】

ジャカランダの花

樹高

10mを超えますが、矮性のものは1m以下でも花が楽しめます。

藤色の花で、ひとつの花房にたくさんの花を付けます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

耐寒性は極端には弱くなく、霜の当たらない軒下に置いたところ、葉は落ちてしまいましたが春になったら一斉に芽を吹きました。ただし、香南市野市町での状況です。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 庭植えで育てる場合:(無霜地域でないと)かなり難しい

※ 矮性種を鉢で育てる場合:比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Jacaranda mimosifolia

学名の説明

Jacaranda・・・・・ポルトガル語の jacarand(固い核)が語源です。

mimosifolia・・・・・「オジギソウのような葉の」

【主な種類と品種】

ジャカランダ属には、45種ほどあると言われていますが、日本で栽培されているのは、ジャカランダ・ミモシフォリア(Jacaranda. mimosifolia)です。無霜地域は別にして、管理する上では、当然矮性の木がいいわけですが、かなり割高になります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

以下では、矮性品種の栽培について、記載しています。

栽培のポイント

※ 植え替えは、花後に行います。

植え付け

ジャカランダは、園芸店などでもよく見かけるようになってきました。ただし、矮性種は、園芸店で見かけることはなく、種苗会社のカタログやネットなどを通じて入手することになります。

耐寒性が弱いので、庭植えできるのは関東以西の太平洋岸の無霜地域でないと厳しいと言えます。矮性種であれば、大きめの鉢で栽培できます。植えつけは、春に行います。

鉢植えの用土

用土は水はけのよいものを使います。赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものに植えていますが、よく育っています。

置き場所

日当たりのよいところに置きます。

植え替え

植え替えは、2〜3年に1回、花後に行います。根鉢をほぐして表土と古い用土を落として、一回り大きい鉢に植え替えます。鉢が大きくなって、同じ大きさの鉢を使う場合は、古い用土をもう少し落として植え替えます。

鉢が大きくなってくると、軽いプラ系のものが取り扱いしやすいです。移動のことを考えると、鉢を大きくしていっても10〜12号鉢が限界かと思います。今は10号を使っていますが、鉢の大きさについていえば、これでも特に問題はありません。

ジャカランダの花

日常の管理

水やりは過湿にならないようにします。

剪定

矮性品種は、枝がさほど伸びませんので、剪定はほとんど不要です。

伸びすぎた枝があれば、軽く切り戻しておきます。

冬の管理

温暖地の場合は、暖冬の年は霜の当たらない軒下でもかまいませんが、特に厳しい日は室内に入れたほうが安全です。

葉が落ちて生育が止まりますので、水やりは控えめにします。

開花させるには、冬に落葉させたほうがよいと言われていますが、軒下などに置いておくと自然に落葉します。写真はそのようにして開花したものです。

肥料

鉢植えの場合は、生育期間中に月1回程度置肥をします。

病気・害虫

カイガラムシがつきやすいので、見つけたらブラシでこすり落とします。

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