シソアオイ |
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【シソアオイについて】 |
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シソアオイは、アフリカ・アンゴラ地方原産のアオイ科フヨウ属の多年草ですが耐寒性はありません。葉色が赤じそのような色をしているところからその名前が付いています。 特に、写真の‘ブラックキング’という品種は葉色が非常に濃く、また、モミジのような葉形で魅力があります。花も黒みがかった赤花でなかなか魅力があります。 【栽培メモ】 庭植えにしていたところ、なかなか花が咲きませんでしたが、11月に入ってつぼみが見え始め、中旬になってようやく花を見ることができました。 育てやすく花も見ることができましたが、耐寒性がなく、庭植えでせっかく大きくなったのに、取り込む先がなく、寒さで枯れてしまいました。それでも、葉と花で、長い間十分に楽しませてくれました。 |
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【シソアオイの概要】 |
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草丈 1m〜1.5mほどになり、株も大きくなります。 花 写真のようにとても濃い赤色の花が咲きます。花径は5〜6pというところでしょうか。 耐寒性・耐暑性
耐暑性は強いですが耐寒性はありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(冬の保温ができれば)比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Hibiscus acetosella 学名の説明 Hibiscus・・・・・ マロウ(アオイ)に似た植物のギリシャ語(ラテン語)の名前に因みます。 acetosella・・・・・「やや酸っぱい」 |
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【主な種類と品種】 |
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’ブラックキング’ という品種が出回っています。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 鉢やプランターで育てて冬を越した株は、根詰まりしないよう、毎年植え替えます。 植え付け 初夏に園芸店やホームセンターなどに苗が出ますので、通常は、この苗を買って育てます。株が大きくなりますので、鉢植えでは大きな鉢が必要です。 庭に植えるときは、深さ30cmほどの植え穴を掘り、掘り上げた土の3〜4割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)と化成肥料を入れ、庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 庭に植えた場合は、一年ものと割り切ればそれでもかまいませんが、来年もということになれば冬が来る前に鉢にとる必要があります。もっとも、株が大きくなりますので、鉢に取り上げるのはなかなか大変です。 ですので、冬を越させて翌年も育てようとするなら最初から鉢植えにして、庭植えは避けた方が賢明かもしれません。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きます。 植え替え 鉢やプランターで育てて冬を越した株は、根詰まりしないよう、毎年植え替えます。 時期は、暖かくなった4月下旬〜5月ごろに行います。 日常の管理 鉢に植えたときは、夏場の水切れに注意します。 冬の管理 耐寒性がないので冬は室内に取り込み、水やりは少なめにします。室内に取り込む前に、思い切って切り戻しておきます。 肥料 鉢植えの場合は、生育期間中に月に1回ほど緩効性の固形肥料を置肥するか、2週間に1回程度液肥を与えます。庭植えの場合は、植え付け時に緩効性肥料を与えるだけでかまいません。 病気・害虫 アブラムシが付くことがあります。 |
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