四季咲きコマクサ |
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【四季咲きコマクサについて】 |
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四季咲きコマクサは、その名で呼ばれる固有種はなく、日本のコマクサ(Dicentra peregrina)と北アメリカ原産のハナケマンソウ(D. formosa)やヒメケマンソウ(D. eximia)などとの種間交雑で生まれた園芸交配種です。コマクサと比較すると四季咲きコマクサの方が耐暑性があり、平地でも育てやすくなっています。 ところで、コマクサは高山植物の女王とも言われ、美しい花を多数咲かせる代表的な山野草として知られてますが、乱獲されて絶滅したところも多くあります。自生地で採取した四季咲きコマクサを育てようとしても馴化せず枯れてしまうようですので、採取は厳に慎むべきです。 なお、コマクサの名前の由来は、蕾の形が馬の顔に似ているからと言われています。 【栽培メモ】 以前に一度育てたことがあります。写真のように花は咲きましたが、その後の経過は記憶が定かではありませんので、改めて育てる予定です。 |
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【四季咲きコマクサの概要】 |
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草丈 10〜30pほどです。 花 コマクサに似た花形で、花茎2pほどで紅色と白花があります。 耐寒性・耐暑性
コマクサは耐暑性がとても弱く平地での栽培は困難ですが、四季咲きコマクサはコマクサよりも耐暑性があります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 比較的やさしい〜やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Dicentra × hybrida 学名の説明 Dicentra・・・・・ギリシャ語の dis(2つ)+ centron(距)が語源です。 hibrida・・・・・「雑種」 peregrina・・・・・「外国の」、「外来の」 formosa・・・・・「美しい」、「きれいな」 eximia・・・・・「非常に珍しい」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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植え付け 芽が出る前の2〜3月が適期です。ポット苗の植え付けは秋でも差し支えありません。温暖地の場合、年間を通して四季咲きコマクサに適した環境を維持することが難しいので、鉢植えの方が育てやすいと言えます。 植え場所、置き場所 本来は日当たりのよいところを好みますが、夏の強い日差しと高温を嫌います。ですので、庭植えの場合は、午後は日陰になり、夏も半日陰になる落葉樹の下などが適しています。 鉢植えも、日当たりのよいところに置きますが、夏が近づいたら風通しのよい半日陰に、真夏は明るい日陰に置くようにします。 鉢植えの用土 水はけのよい用土を使います。市販の山野草培養土もしくは鹿沼土、腐葉土、軽石砂(パーライト)を6:2:2程度に混ぜた用土が一例です。 植え替え 早春の芽が出る前、若しくは秋に新しい用土で植え替えます。 日常の管理 春から夏の間は鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。 冬の管理 鉢の凍結を防ぐため軒下に置いた方が無難です。冬も乾燥させすぎないようにします。 肥料 早春に緩効性の固形肥料を置肥します。量は控えめでかまいません。 病気・害虫 過湿にすると根腐れを起こします。 |
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