シーマニア |
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【シーマニアについて】 |
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シーマニアは、ペルーやボリビア原産のイワタバコ科グロキシニア属の多年草です。シーマニアと呼ばれるようになったのは、以前はシーマニア属に分類されていたことによるものです。 余談ですが、グロキシニアもこの属だと思うかもしれませんが、グロキシニアはオオイワギリソウ属に分類されています。 シーマニアは、秋に咲くこともあって、園芸店やホームセンターなどでもこの頃によく見かけます。もっとも、耐寒性が弱く、また、過湿に弱い一方、乾燥も嫌いますので、やや育てにくいと言えます。 【栽培メモ】 残念ながら、翌年は、購入したときのよう花を咲かせることができませんでした。とは言え、冬の間も室内で長い間咲いてくれましたので、十分に楽しめした。 なにより、この花を見ていると金魚がたくさん集まって泳いでいるようで、何となく楽しくなってきます。 |
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【シーマニアの概要】 |
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草丈 草丈は30p程度で、鉢物として最適です。 花 それぞれの茎に、だいたい10個ぐらいの花を付けます。一度に咲かずに次々と咲いてきますので長く楽しめます。 写真のように、外側はオレンジ色ですが、内側は黄色で、よく見ると小さな斑点があります。 花の長さは2.5p程度です。 耐寒性・耐暑性
耐寒性はありません。夏の強い日差しと高温も苦手です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(同じように咲かせるのは)かなり難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Gloxinia sylvatica 学名の説明 Gloxinia・・・・・18世紀のドイツの植物学者 Benjamin Peter Gloxin に因みます。 sylvatica・・・・・「森林の」、「森林に成育する」 |
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【主な種類と品種】 |
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この属にはグロキシニア・ネマタントデス(G. nematanthodes)もありますが、見かけたことはありません。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 過湿を嫌いますが、乾燥にも弱いので水切れさせないように注意します。 植え付け 年内には花の咲いた株が園芸店やホームセンターなどで売られていますので、これを買って育てます。耐寒性が弱いので鉢での栽培になります。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 置き場所 春と秋は日当たりのところに置きます。過湿を嫌いますので、梅雨時など長雨が続きそうなときは雨のかからないところに移します。 植え替え 冬を越すことができたら、暖かくなった5月頃に植え替えます。 日常の管理 表土が乾いてきたら、たっぷり水を与えます。過湿を嫌いますが、乾燥にも弱いので水切れさせないように注意します。 水切れさせてしまうと株がぐったりとなりますが、ひどくなければすぐに水やりをすれば回復します。 花期が長いので、咲き終った花は元から摘み取ります。また、枯れてきた下葉も早めに取り除きます。 夏の管理 夏の強い日差しと高温を嫌いますので、夏場は、午前中のみ少し日の当たるようなところか、明るい日陰の涼しいところに置きます。 冬の管理 シーマニアは秋から冬にかけての花ですが、耐寒性がないので、冬は室内のよく日の当たるところに置くようにします。冬でも水切れさせるとぐったりとなりますので注意します。 一番寒いときには室温が5〜6度になりますが、特に傷むようなことはありませんでした。ただし、5度を下回るとよくありません。 肥料 春と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 灰色カビ病や葉先枯病などが発生することがあります。また、ホコリダニがついて新芽が傷むことがあります。 |
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