ジャノメエリカ |
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【ジャノメエリカについて】 |
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ジャノメエリカは、南アフリカ共和国の喜望峰の原産のエリカです。エリカの仲間は大変魅力のある花木ですが、耐暑性、耐寒性が弱く庭植えには向いていません。その中で、このジャノメエリカだけは、耐寒性、耐暑性があり温暖地では庭植えができます。 早くからつぼみができ、寒い1月ごろから咲き始め4月ごろまで長い間花を楽しめます。 【栽培メモ】 小さな苗木を庭に植えたところ、年々大きくなって背丈ほどになっていました。暑さ、寒さに強く、育てやすいエリカですが、ある年にミノムシが大発生して枯れてしまいました。それまで、全く発生していなかったので油断していました。 |
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【ジャノメエリカの概要】 |
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樹高 ゆっくりと成長しますが、放任すると2m近くにはなります。 花 名前の由来はになっているように、花の中の黒い葯が蛇の目に見えるところが特徴です。咲き始めは淡い色で、だんだん濃くなって行きます。 耐寒性・耐暑性
エリカの中では例外的に耐暑性、耐寒性があります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Erica canaliculata 学名の説明 Erica・・・・・・ギリシャ語の erion(軟毛)が語源です。 canaliculata・・・・・「小管の」、「細管の」 |
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【主な種類と品種】 |
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エリカの仲間は、こちらをご覧ください。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 庭植えの場合、木が小さいときは霜除けをすると安心です。 植え付け ジャノメエリカは、年々株が大きくなっていきますので庭植えが適していますが、剪定をしながら育てれば、ある程度までなら鉢でも育てられます。 植え付けは春が適していますが、温暖地の場合は、ポット苗を入手したときは秋でも植え付ができます。 移植が難しいので、庭植えにする場合は、場所をよく吟味してから植えつけるようにします。酸性土壌を好みますので、植え付け時に苦土石灰などを混ぜる必要はありませんし、むしろ逆効果です。 鉢植えの用土 鹿沼土を主体に腐葉土(又はバーク堆肥)を2〜3割ほど混ぜたものが適当です。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりのよいところに植えつけます。耐寒性があるとはいえ、北風の当たらないところを選びます。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てますが、夏は半日陰に置きます。 植え替え 鉢植えの場合は、鉢が小さいときは毎年、大きめの鉢やプランターに植えているときは2年に1回を目安に植え替えをします。 植え替えの際は、根鉢をあまり崩さないようにして、一回り大きい鉢に植え付けます。 日常の管理 鉢植えの場合は、過湿にならないようにします。 剪定 ゆっくりと生育して、樹形も自然に整って生きますので、剪定はあまり必要ありません。 大きくなりすぎたら、花後に切り戻しをします。 冬の管理 寒さに強いとはいえ、鉢植えは、軒下など霜の当たらないところに移します。 庭植えの場合は、温暖地であれば霜除けは不要ですが、木が小さいときは不織布で包むなどして霜除をした方が安心です。 肥料 庭植えの場合は、特に必要ありません。鉢植えの場合は、2〜3月ごろに緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 ミノムシやイモムシが付くことがあります。特にミノムシは要注意で、被害が広がらないうちに駆除しておきます。 |
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