シロスジアマリリス

シロスジアマリリスの花
写真 シロスジアマリリス
撮影時期 2019.10.14
栽培状況 鉢植え

科名・属名

ヒガンバナ科
アマリリス属

園芸分類

春植え球根

別名

(特にありません)

原産地

ブラジル

用途

庭植え、鉢植え

花期

10〜11月

【シロスジアマリリスについて】

シロスジアマリリスは、ブラジル原産でアマリリスの仲間ですが、開花時期が遅く10月になって花が咲くところが一般的なアマリリスと大きく違う点です。また、葉の中央に白色の斑が入り、花弁の中央にも筋が入ります。

春に咲くアマリリスと比べると豪華さという点では見劣りするかもしれませんが、花の少ない時期に咲いてくれるところが魅力ですし、花自体も美しいものです

【栽培メモ】

鉢植えで育てていますが、寒さに気をつける程度で栽培は容易です。球根も分球して増えていきます。

【シロスジアマリリスの概要】

シロスジアマリリスの花

草丈

20〜30pほどです。

花径10pほどのピンクの花で、花弁の中央に白い筋が入り、その両側に紅色の網目の細い筋が入ります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

耐暑性は強いですが、耐寒性はあまり強くありません。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Hippeastrum reticulatum var. striatifolium

学名の説明

Hippeastrum・・・・・ギリシャ語の hippeos(騎士)+ astron(星)が語源です。

reticulatum・・・・・「網目の」、「網目状の」

striatifolium・・・・・striatus (線状の)+ folium(葉)が語源です。

【主な種類と品種】

アマリリスは、こちらをご覧ください。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

寒さに弱いので、通常は鉢植えで育てます。

植え付け

3月中旬〜4月が植えつけの適期です。寒さに弱いので、通常は鉢植えで育てますが、温暖地の場合は、冬場、霜除けをすけば庭植えも可能です。

植え付けの深さ

鉢植えの場合は球根が3分の1が地表に出るようにします。また、庭植えの場合は球根の肩が地表に少し出る程度に植え付けます。

鉢植えの用土

市販の園芸用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

シロスジアマリリスの花

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、半日陰もしくは夏の西日が避けられるようなところに植え付けます。

鉢植えの場合は、夏場を除き日当たりのよいところに置いて育てます。

株間

鉢の場合は6〜7号鉢に1球、庭植えの場合は20p程度とします。

日常の管理

咲き終わった花は早めに摘み取ります。

夏の管理

鉢植えは、夏は強光を避けて半日陰に移します。

冬の管理

庭植えの場合は、冬が近くなってきたら掘り上げて貯蔵します。関東以西の温暖地の場合は、枯れた葉を取り除いて盛り土し、その上に敷ワラをするなど霜除けをして越冬させることができます。

鉢植えの場合は、そのまま室内など暖かいところで冬を越させます。

ふやし方

肥大した球根は、植え替えのときに分球して増やすことができます。

肥料

芽が出始めてから生育期間中は緩効性の固形肥料を1〜2月ごとに定期的に与えます。鉢植えは、さらに、1か月月に1〜2回液肥を与え、球根の肥大を図ります。

病気・害虫

ハマオモトヨトウを見つけたら早めに駆除します。

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