ザルジアンスキア | |||||||||||||||||||
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【ザルジアンスキアについて】 |
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ザルジアンスキアは、南アフリカの高山地域が原産のゴマノハグサ科ザルジアンスキア属の多年草で、学名のまま流通しています。本来は多年草のようですが、夏の暑さに弱く、関東以西の温暖地では夏越しが難しいため一年草扱いされます。 この属の中で流通しているのはオウァータ種で、本種は日中は半開きで、夜になると花が開き、よい香りを楽しむことができます。英名のナイトフロックスもこうした花の性質からきています。 【栽培メモ】 鉢植えで育てましたが、残念ながら写真の株も夏には枯れてしまいました。とはいえ、花は十分楽しめましたので、温暖地では、一年草と思って割り切ればストレスがたまりません。 |
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【ザルジアンスキアの概要】 |
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草丈 20〜30p程度です。 花 日中は下の写真のように半開きで、花の裏面の赤紫色が目立ちます。夜、花が開くとよい香りがします。花径は2pほどです。 耐寒性・耐暑性
耐暑性が弱く、関東以西の温温暖地では夏越しが困難です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)かなり難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Zaluzianskya ovata 学名の説明 Zaluzianskya・・・・・ポーランドの医師で植物学者の Adam Zaluziansky von Zaluzian への献名 ovata・・・・・「卵形の」、「卵円形の」 |
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【主な種類と品種】 |
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‘ムーンライトフラグランス’という品種が出ていますが、これは品種名ではなく流通名かもしれません。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 水切れを嫌います。 植え付け 園芸店やホームセンターなどには3月頃に開花株が出てきますので、これを買って育てるのが一般的です。販売されている株は、小さい鉢に植えられていることが多いので、こうした場合は、一回り若しくは二回り大きい鉢に植え付けます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 置き場所 日当たりのよいところを好みますが、初夏になったら半日陰の、そして夏になったら日陰の涼しいところに移します。 それでも、関東以西の温暖地では夏越しは難しいと言えます。 日常の管理 水切れを嫌いますので、鉢土が乾いてきたらたっぷりと水やりをします。 肥料 液肥を2週間に1回程度与えます。 病気・害虫 特にはありません。 |
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