サラサモクレン |
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【サラサモクレンについて】 |
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サラサモクレンは、モクレン(シモクレン)とハクモクレンとの交雑種で、双方の中間的な形質をもっています。花色は、花色は淡いピンクから比較的濃い花色まで品種によって違いがあります。 サラサモクレンの花は満開になると格別に美しく、満開の状態でもう少し長く見たいところですが、「月に叢雲花に風」の例えのように、せっかく咲いた花が風雨に傷みやすい点が残念です。それでも、暖かくなると毎年咲いてくれます。 人気のある花木で、多くの園芸品種があります。種苗会社のカタログなどを見ても、いくつかの品種が載っています。 【栽培メモ】 上の写真の木は、ずいぶん前にサカタのタネ(当時は坂田種苗と言っていました)で注文したサラサモクレンで、樹高は6〜7mぐらいになり、とても美しく咲いていました。狭いところに植えて根の張りが今ひとつだったのか、台風の強風で倒れかかってしまい。残念ながら処分せざるを得なくなってしまいました。 モクレンと同様、サラサモクレンも、根付いてしまえば手間がかかりません。写真のように、素晴らしく花が咲いた翌年は、花数がすこし減ってしまいました。木が大きくなってからは肥料をやっていなかったせいかもしれません。 |
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【サラサモクレンの概要】 |
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樹高 高さ5〜7mになります。丈夫な木で、大きく育ちますので、かなりのスペースを必要とします。 花 若木のうちは花つきがあまりよくなかったと記憶していますが、木が大きくなるにつれ年々花つきがよくなっていきます。 花色は淡桃色、ピンク、赤紫があります。 耐寒性・耐暑性
耐暑性、耐寒性とも強く、全国で栽培可能です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Magnolia x soulangeana 学名の説明 Magnolia・・・・・フランスの植物学者 Pierre Magnol への献名 soulangeana・・・・・19世紀のフランスの王立園芸研究所長の Etienne Soulange-Bodin への献名 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 自然と樹形をつくっていきますので、あまり手を入れる必要はありません。 植え付け 木が大きくなりますので庭植えにしますが、枝がよく広がりますのでかなりの空間が必要になります。植え付けは、温暖地では、10〜11月若しくは2月頃に植えつけます。 庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 植え付け後はたっぷりと水やりし、風で木がぐらつかないように支柱をしておきます。 植え場所 日当たりのよい場所を選びます。 剪定 サラサモクレンは、自然と樹形をつくっていきますので、あまり手を入れる必要はありません。 剪定をするなら、伸びすぎた枝や込み合った枝を切り詰めますが、木が大きくなってくると高所の剪定は困難になってきます。 肥料 1月ごろに寒肥として、有機質肥料を施します。花がよく咲いたときは、5月にも追肥します。 病気・害虫 病害虫としては、ツノロウムシが付いたことがありました。なにぶん高い木なので上の方は駆除もできず、そのままにしていましたが、天敵がいたのか、いつの間にか消えてしまいました。 |
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