サルビア・ネモローサ |
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【サルビア・ネモローサについて】 |
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サルビア・ネモローサは、中部ヨーロッパ、西アジア原産のシソ科アキギリ属の宿根草です。花茎がまっすぐに伸びて穂状に咲きます。花数が多く、宿根性のサルビアの中でも花が美しい種類です。草丈があまり伸びない品種もあり、庭植えは勿論、鉢やプランターで育てやすいのも魅力です。 園芸店やホームセンターなどでは苗が販売されていますが、タネも販売されていて、タネから育てることもできます。 【栽培メモ】 比較的、耐寒性、耐暑性がありますが、やや夏の高温多湿を嫌います。猛暑日が珍しくなくなったこの頃では、花壇に植えると夏に枯れることがあります。 タネから育てた場合、発芽後の生育がゆっくりですので、定植できる株まで育てるには気長に付き合う必要があります。定植すれば、後は、育てやすいと言えます。 |
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【サルビア・ネモローサの概要】 |
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草丈 30〜50cmほどになります。 花 長い花穂に小さな花が密集して咲きます。花色は、青紫のほかにピンクや白花もあります。 耐寒性・耐暑性
耐寒性、耐暑性があります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やや難しい ※ 苗から育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Salvia nemorosa 学名の説明 Salvia・・・・・salvare(治癒する)に由来するセージ(sage)のラテン古名salviaから nemorosa・・・・・「森の」、「森に自生する」 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント タネから育てる場合は、発芽後の生育がゆっくりですので、気長に育てる必要があります。 タネまき タネから育てる場合は、20〜25度のやや高温で発芽しますので、4月下旬に播きます。早い時期に播く場合は、フレームなどで管理します。箱まきがよく、薄く覆土します。 発芽後の生育がゆっくりですので、苗がつまめるようになったらまずは2号ポットに植え替えます。2号ポットに根が回ったら3号に植え替えて定植できる株に育てます。 植え付け 酸性土壌を嫌いますので、植えつけ前に苦土石灰を1u当たり100g程度撒いて耕しておきます。 タネから育てた場合は、ポットの底に根が回ったら花壇やプランターなどに定植しますが、通常の栽培では、植え付けは秋、もしくは翌年の春になります。 苗から育てる場合は、春に園芸店やホームセンターなどで苗が売られていますので、これを買って植えつけます。おぎはら植物園など種苗会社のカタログにも出ています。 植えつけの際、腐葉土(又はバーク堆肥)を1u当たり10Lほど入れて、庭土とよく混ぜて植えつけます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 株間 20cm程度の間隔を取って定植します。 植え替え プランターなどで育てている場合は、2年に1回は植え替えをします。時期は、暖かくなった4月〜5月が適期です。温暖地の場合は、秋でもかまいません。大きくなった株は、株分けをして植えつけます。 植え場所・置き場所 日当たり、排水のよいところで育てます。 日常の管理 鉢やプランターに植えている場合は、過湿にならないようにします。 花がひととおり終わったら、早めに切り戻すと2回目の花を楽しむことができます。また、秋に花が終わったら、強剪定をしておきます。 夏の管理 夏の高温多湿をやや苦手としますので、鉢やプランターは夏場は半日陰に置くと安全です。 冬の管理 耐寒性がありますので、花壇で育てるときは霜除けをしなくても戸外で冬を越します。 鉢やプランターに植えている場合は、軒下など強い霜の当たらないところに置き、水やりは少なくしますが鉢土が乾いたら軽く水やりをします。 肥料 花壇に植えるときは、緩効性の化成肥料を1u当たり30〜50gほど入れて庭土とよく混ぜて植えつけます。 プランターなどの場合は、元肥のほか、春と秋には10日〜2週間に1回程度液肥を与えるか、1〜2か月に1回程度緩効性の固形肥料を与えます。 病気・害虫 これといった病害虫はありませんが、水はけが悪いと梅雨時などに根グサれを起こすことがあります。 |
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