ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)

ゴクラクチョウカの花
写真 ゴクラクチョウカ
撮影時期 2014.5.4
撮影場所 室戸市にて

科名

ストレリチア科

属名

ゴクラクチョウカ属(ストレリチア属)

学名

Strelitzia reginae

園芸分類

非耐寒性宿根草

別名

ストレリチア

原産地

南アフリカ

主な用途

鉢植え、庭植え(無霜地域)

花期

4月〜9月

【ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)について】

ゴクラクチョウカ(極楽鳥花)は、南アフリカのケープ州が原産のストレリチア科ゴクラクチョウカ属(ストレリチア属)の非耐寒性の宿根草です。この属には4種が知られていますが、一般に栽培されているのが本種のレギナエ(S. reginae)で、切り花用として栽培もされています。極楽鳥花という名前のように、非常に派手な色彩で印象に残る花が咲きます。

温室で見かけることが多かったですが、室戸市のジオパークに行った帰りに国道沿いで見事に咲いているゴクラクチョウカを見かけました。最低気温が3度以下にならなければ冬を越すことが可能なようですが、室戸市は本当に暖かいと改めて実感しました。

ゴクラクチョウカは、株分けをした苗を植え付けることが多いですが、国華園からタネが販売されていましたので播いてみました。発芽までに長い間かかり、あきらめかけていた頃にようやく発芽しました。発芽までの期間にバラツキがありましたが、最終的に10粒で4株育ちました。発芽後の生育は順調ですが、開花はだいぶ先になりそうです。

【この花の概要】

草丈

無茎で1mほどになります。

極楽鳥花の名前の由来は、花の部分が鶏冠に、苞の部分がくちばしに似ているところから鳥をイメージしたものと思われます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い

耐寒性が弱いですが、温室がなくても室内で冬を越すことができます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら

栽培難易度

比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Strelitzia・・・・・イギリスのシャーロット女王の生家であるメクレンブルク−ストレリッツ公国に由来します。

reginae・・・・・「女王の」

【主な種類と品種】

南アフリカに4種が自生していますが、一般に栽培されるのは本種のレギナエです。

【育て方と栽培のポイント】

栽培のポイント

※ 耐寒性が弱いので、冬場は水やりを控え、乾燥気味に育てます。肥料も必要ありません。

タネまき

発芽適温が20〜25度と高いので、十分に暖かくなってからポリポットに直接播きます。

まず、タネにオレンジの毛が付いていれば取り除き、ヤスリなどで軽く傷つけ流水で油分を流し去ります。そして、丸一日水に浸けて吸水させてから播きます。

発芽までに1ヶ月以上かかりますので、気長に待ちます。また、一斉には発芽せず、ばらつきがあります。

植え付け

植え付け、植え替えは、十分に温度が上がってくる5月中旬〜夏に行います。苗は園芸店や種苗会社のカタログにも載っていることがあります。用土はホームセンターなどで売られている観葉植物の用土で差し支えありません。

耐寒性が弱いので、通常は、鉢植えでの栽培になりますが関東以西の暖地で無霜地域であれば庭植えが可能です。

植え場所・置き場所

鉢植えは、日当たりのよいところで育てます。日当たりが悪いと花が咲かないことになります。冬は室内の日当たりのよいところに置きます。

庭植えにする場合は、家の南側で寒風の当たらないようなところに植えつけます。

ゴクラクチョウカの花

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使います。赤玉土、腐葉土(バーク堆肥)、パーライトを5:3:2程度に混ぜた用土などが1例です。

植え替え

鉢植えの場合は、根詰まりをしないよう、2年に1回は植え替えをします。

鉢から抜いて、表土と根鉢の三分の一ほど土を落とし、伸びすぎた根も切り戻して、一回り大きい鉢に植え替えます。鉢を大きくできないときは株分けをします。

日常の管理

鉢植えの場合は、生育期間中は鉢の表面が乾いたらたっぷり水を与えますが、過湿にならないように注意します。

花が終わったら、早めに花茎を切り取っておきます。

冬の管理

耐寒性が弱いので、冬場は水やりを控え、乾燥気味に育てます。肥料も必要ありません。

ふやし方

植え替えの時に、株分けをして増やすことができます。

肥料

鉢植えの場合は、2〜3ヶ月に1回緩効性肥料を置き肥します。

庭植えの場合は、春と秋に肥料を与えます。

病気・害虫

カイガラムシが付くことがあります。

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