コウトウシラン |
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【コウトウシランについて】 |
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コウトウシラン(紅頭紫蘭)は、アジアの熱帯地域に広く分布するラン科コウトウシラン属の多年草です。国内では沖縄県の八重山諸島に自生しています。コウトウというのは台湾の蘭嶼(らんしょ)が、かって紅頭嶼(こうとうしょ)と呼ばれていたときに、この島でコウトウシランが発見されたことに由来すると言われています。 よく見かけるシランとは別属になります。耐寒性が弱いため沖縄県以外では見かけることはありませんが、長い花茎を伸ばして花が咲く様はシランとは異なる魅力があります。 【栽培メモ】 購入した株を鉢植えで育てています。植え付け後は問題なく生育し、8月には花も咲きましたので、丈夫で育てやすい多年草のように思われます。ただし、まだ冬を越してませんので、具体的な耐寒性については後日・・・・。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【コウトウシランの概要】 |
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草丈 50〜75cmほどになります。鉢植えでは草丈が30pほどで花が咲きましたが、花茎を含めると60pほどになりました。 花 長く伸びた花茎の先に花径が3pほどの花がまとまって咲きます。原種は淡紅色と思われますが、花色には色幅があります。 耐寒性・耐暑性
シランと異なり耐寒性が弱く、沖縄を除くと庭植えでは冬を越すことができません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 (冬の保温ができれば)比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Spathoglottis・・・・・仏炎苞と舌の合成語です。 plicata・・・・・「扇だたみの」 |
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【主な種類と品種】 |
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コウトウシラン属は、国内では本種だけです。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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植え付け 4〜5月が植えつけの適期です。耐寒性が弱いので沖縄を除くと鉢やプランターでの栽培になります。 鉢植えの用土 水はけのよいものを使います。市販の山野草用の培養土もしくは赤玉土、鹿沼土、腐葉土(又はバーク堆肥)を等量に混ぜたものが一例です。 置き場所 西日の当たらないところや半日陰のところが適しています。夏は鉢土が乾燥しやすく、葉焼けする恐れがありますので明るい日陰に置いた方が無難です。 植え替え 根詰まり気味になってきたら植え替えをします。時期は4月ごろが適期です。 日常の管理 乾燥しすぎると生育が悪くなりますので、水やりを忘れないようにします。特に、夏場は水切れを起こさないよう注意します。 冬の管理 耐寒性が弱いので、冬が近くなったら室内に取りこみます。水やりは控えめにします。 肥料 生育期間中の4〜10月ごろに、緩効性の固形肥料を定期的に置肥します。 病気・害虫 大きな被害を与えるものはありませんが、乾燥しすぎるとハダニが発生することがあります。 |
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