コガクウツギ |
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【コガクウツギについて】 |
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コガクウツギは、伊豆半島、紀伊半島、四国、九州に自生する落葉低木で、ウツギという名前が付いていますがウツギの仲間ではなくアジサイ属になります。花の咲き方(花序)がウツギに似ているところからこの名前が付いたものですが、ノリウツギがウツギ属でないのにウツギと名前が付いているのと同様です。 なお、コガクのコは、ガクウツギよりも花が小さいことによるものですが、園芸として流通しているのはコガクウツギの八重咲きです。 【栽培メモ】 鉢植えから庭に降ろしましたが、木が小さいうちから花がたくさん咲いています。コンパクトな樹形になりますので、鉢植えでも十分に育てられます。 |
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【コガクウツギの概要】 |
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樹高 1mほどで、下部からよく分枝します。 花 白花で基本種は一重咲きですが、八重咲きもあり、園芸としてはこちらがよく栽培されます。 耐寒性・耐暑性
(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Hydrangea luteovenosa 学名の説明 Hydrangea・・・・・ギリシャ語の hydro(水)+ angeion(容器)が語源です。 luteovenosa・・・・・「「黄色の葉脈の」 |
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【主な種類と品種】 |
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白花で、基本種は一重咲きですが八重咲きがあり、こちらの方が流通しています。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 剪定は、花後に済ますようにします。 植え付け 真冬を除き、11月から3月に植えつけできます。植え替えなど少し手はかかりますが、鉢植えでも十分に栽培ができます。 庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土若しくはバーク堆肥を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 庭植えは、日当たりのよいところ、もしくは半日程度日が当たるところでも大丈夫です。もっとも、夏の西日が長く当たるようなところは避けた方が賢明です。 鉢やプランターで育てる場合も、日当たり又は半日陰に置きますが、夏は西日の当たらないところに置きます。 植え替え 鉢植えの場合は、鉢が小さいときは毎年、大きい鉢に植えているときは2年に1回を目安に植え替えをします。 鉢から抜いて、表土と根鉢を適宜に崩して、一回り大きい鉢に植え替えます。同じ大きさの鉢を使うときは、少し多めに古い土を落として植え替えます。 剪定 花後に伸びすぎた枝などを切り戻しておきます。旧枝に花が咲きますので、秋になったら剪定を控えるようにします。 鉢植えの場合、あんどん仕立てにする場合は枝を長めに、コンパクトにして育てるなら新枝を数節残して切り戻します。 ふやし方 6月ごろに鹿沼土などに挿し木をして増やすことができます。 肥料 庭植えの場合は、寒肥として、1〜2月に油かすに骨粉を混ぜたものを株元に撒いてやります。 鉢植えで育てている場合は、春と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 それほど被害を与えるものはありません。 |
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