コスミディウム |
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【コスミディウムについて】 |
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コスミディウムは、北アメリカ原産のキク科テレスペルマ属の秋まきの一年草で、以前はコスミディウム属に分類されていたことから、今でもこの名前で呼ばれています。 この属には12種ほどが知られていますが、園芸として栽培されているのはブリッドゲアヌム種です。(T. burridgeanum)2005年の種苗会社のカタログから見かけるようになりましたが、栽培は難しくないのにもかかわらず、いつの間にかあまり見かけなくなってしまいました。 花の印象としては、ハルシャギクに似ていますが、コスミディウムの方が中心のチョコレート色の部分が広く入ります。また、花が一斉に咲いて、とても見栄えがします。 【栽培メモ】 春まきにしたところ、開花するまでに梅雨と夏の高温多湿の時期を向かえ、よい結果が出ませんでした。そこで、秋まきにしたところ、今度は、よく咲いてくれました。 写真は、前年の株から落ちたタネから開花したものですが、それだけに、育苗は比較的簡単です。 |
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【コスミディウムの概要】 |
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草丈 40〜50p程度です。 花 花径3〜4pで、中心部がチョコレート色で周囲が黄色の目立つ花色です。花が次々と立ち上がってきますので、なかなか見事です。 耐寒性・耐暑性
比較的耐寒性がありますので、温暖地の場合は霜除けは必要ありません。耐暑性はなく宿根することはありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Thelesperma burridgeanum 学名の説明 Thelesperma・・・・・ギリシャ語の theles (乳首) + sperma(種子)が語源です。 burridgeanum・・・・・(※ 不詳) |
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【主な種類と品種】 |
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'フィリビン' (‘Philippene’)という品種があります。他に 'ブルネット' ( 'Brunette' )という品種もありますが、こちらは流通していないようです。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 タネまき 発芽適温は15〜20度ですので温暖地では9月下旬〜10月中旬に箱まきします。寒地では春まきになります。 好光性なので覆土は、タネが少し隠れる程度にごく薄くします。発芽後、本葉が3〜4枚のころに3号のポリポットに植え替えます。 植え付け ポリポットの底に根が回るようになったら花壇やプランーなどに定植します。 花壇に植える場合は、植えつけ前に、腐葉土若しくはバーク堆肥を1u当たり5〜10Lほど入れて、庭土とよく混ぜておきます。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。 株間 花壇に植える場合は20〜25p程度としますが、株間を少し詰めて植えても蒸れることはなく、開花時は写真のように派手な色彩の花がにぎやかに咲きます。 プランターの場合は、60cmの標準型で3株を目安にします。 植え場所・置き場所 花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。 鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。 日常の管理 生育初期はひ弱な感じがしますが、丈夫な草花です。生育するにつれて、見違えるようになります。 冬の管理 温暖地以外は、冬は霜除けをしたほうが安全です。 肥料 それほど多肥にする必要はありません。花壇に植える場合は、植えつけ時に化成肥料を1u当たり50gほど入れます。追肥は特に必要ありません。 鉢やプランターの場合は、植え付け時に緩効性肥料を与え、後は、冬場を除き、液肥を2週間に1回ほど与えます。 病気・害虫 特にありません。 |
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