クラスペディア |
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【クラスペディアについて】 |
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クラスペディアは、オーストラリアとニュージーランド原産のキク科クラスペディア属の秋まき一年草(多年草)です。花の形が独特で、太鼓をたたくばちのような独特の形をしていますので、花壇に植えてもよく目立ちます。 花持ちがよいため、切り花やドライフラワーとして利用できるので人気があります。 通常は秋まき一年草として扱われますが、春まき二年草としても栽培できます。また、霜除けをすれば冬を越しますし、耐暑性もそこそこありますので、宿根させることができれば、一層よく咲きます。 【栽培メモ】 耐寒性、耐暑性はやや弱いとされていますが、秋播き後、花壇に定植して農ポリでトンネルをしたところ冬を越すことができました。春になり、一年目の開花はそこそこという状況でした。 植えた場所の環境があまりよくなかったですが、半分くらいは何とか夏を乗り切りり、二回目の冬は、暖冬であったことと、根がよく張っていたこともあり、霜除けなしで冬を越しました。 二年目の春は、株も大きくなり期待した以上の花が咲きました。もっとも、さすがに2回目の夏は乗り越えることが難しく、ほとんどの株が枯れてしまいました。 |
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【クラスペディアの概要】 |
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草丈 60〜80pほどになります。 花 長い花茎を伸ばし、その先に小さな黄色の花が集まり、花径3pほどのボール状になって咲きます。花後も花色や形に変化が少ないため、ドライフラワーに使われます。 耐寒性・耐暑性
クラスペディアは本来は多年草ですが、極端な暑さ、寒さが苦手です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:比較的やさしい ※ 苗から育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Craspedia globosa 学名の説明 Craspedia・・・・・ギリシャ語の kraspedon(房飾り)が語源です。 globosa・・・・・「球形の」 |
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【主な種類と品種】 |
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クラスペディア属には8種ほどが知られていますが、流通しているのはグロボーサ種だけのようです。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 秋まきで、年内に定植したときは、不織布でトンネルをするなど霜除けが必要です。 タネまき 発芽適温が20度程度ですので、あまり遅くならないよう9中旬〜10月上旬頃に播きます。寒地では春まきになります。 育苗箱などに播いて2mmほど覆土します。発芽後、本葉が3〜4枚のころにポリポットに植え替えて苗を育てます。 植え付け ポットの底に根が回ったら花壇やプランターなどに定植します。寒さの厳しいところでは、冬はフレームなどで育て、春になってから定植します。 花壇に植える場合は、植えつけ時に腐葉土若しくはバーク堆肥を1u当たり10Lほど入れ、化成肥料も撒いて、庭土とよく混ぜてから植えつけます。 株間 25〜30pほどにします。60pの標準のプランターに植える場合は3株が目安です。 植え場所・置き場所 日当たりと水はけのよいところを好みますが、夏の高温多湿を嫌うので、花壇に植える場合は、午後は日陰になるような場所が最適です。 鉢やプランターで育てる場合も日当たりのよいところに置きますが、夏場は半日陰に置いて鉢が乾きすぎるのを防ぎます。 日常の管理 花が終わったら、切り戻しをします。 冬の管理 秋に花壇に定植した場合は、その年は不織布でトンネルをするなどして霜除けをします。 温暖地の場合は、根がしっかりとはった2年目の冬は霜除けをしなくても大丈夫です。ただし、その年の寒さにもよります。 鉢やプランターに植えた場合は、霜の当たらない軒下などに移し、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら午前中に水やりをします。 肥料 花壇に植える場合は、植え付け時に、緩効性の化成肥料を1u当たり50gほど与えます。後は、春と秋に化成肥料を与えます。 鉢やプランターに植える場合は、元肥のほかに、生育期間中に追肥として緩効性の固形肥料を定期的に置肥するか、月に2回程度液肥を与えます。市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、元肥は不要です。 病気・害虫 それほど被害を与えるものはないですが、アブラムシが付くことがあります。また、夏の高温多湿で立ち枯れすることがあります。 |
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