クフェア・ピンクシマー

クフェア・ピンクシマーの花
写真 クフェア・ピンクシマー
撮影時期 2021.6.29
栽培状況 プランターで栽培

科名・属名

ミソハギ科
タバコソウ属

園芸分類

春播き一年草(多年草)

別名

ピンクシマー

原産地

ブラジル

用途

庭植え、鉢植え

花期

5〜11月

【クフェア・ピンクシマーについて】

フェア・ピンクシマーは、ブラジル原産のミソハギ科タバコソウ属の春播き一年草(多年草)で、耐寒性が弱いので花壇に植えた場合は宿根できません。

クフェアの仲間は、様々な草姿をしていて同じ属とは思えない印象を受けますが、'ピンクシマー' も他のクフェアの仲間とは随分と異なった印象を受けます。

種小名は、「たくさん分枝する」という意味ですが、その名のとおり細かい枝がたくさん伸びてきて、小さな花が賑やかに咲きます。ですので、寄せ植えにも使いやすい草花と言えます。

【栽培メモ】

タネは、マルチペレットでしたのでポリポットにそのまま播いた方がよかったかも知れませんが、うっかり箱播きにしてしまい、その後、ポリポットに取って育苗しました。それでも順調に育って、6月にはよく咲くようになりました。

【クフェア・ピンクシマーの概要】

クフェア・ピンクシマーの花

草丈

25〜40pほどです。

赤紫色のとても小さな花がたくさん咲きます。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

耐暑性は強く夏によく生育しますが、耐寒性はありません。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ タネから育てる場合:比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Cuphea ramosissima

学名の説明

Cuphea・・・・・「曲がった」、「湾曲した」 ※ 果実の形に由来します。

ramosissima・・・・・ 「たくさん分枝する」

【主な種類と品種】

ほかには、フェアリーダストピンク('Fairy Dust Pink')という品種があります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

タネ播き

発芽適温が高いので、4月下旬〜5月がタネまきの適期です。ポリポットに直接播くか箱まきにして、タネが隠れる程度に覆土をします。ポリボットに播く場合、マルチペレットは1粒ずつにします。

箱まきにした場合は、本葉が3〜4枚になったら2号程度のポリポットに植え替えて苗を育てます。

マルチペレットをポリポットに播いた場合は、間引きせずそのまま苗を育てます。

クフェア・ピンクシマーの花

植え付け

ポットの底に根が回ったら、花壇やプランターなどに定植します。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を2対1程度に混ぜたものなどを使います。

株間

20〜25pほどにします。60pの標準のプランターの場合は、3株が目安です。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりのよいところに植え付けます。鉢やプランターで育てる場合も、日当たりのよいところで育てます。

肥料

花壇に植える場合は、植え付け時に化成肥料を1u当たり50gほど入れ、後は、開花期間が長いので、株の状態を見て追肥します。

鉢やプランターに植える場合は、植え付け時に緩効性の化成肥料を鉢土に混ぜて植え付け、後は、1月ほどしたら緩効性の固形肥料を1〜2ヶ月に1回程度置肥するか、液肥を月に2〜3回程度施します。

病気・害虫

特にはないようです。

ページのトップに戻ります。このページのトップに戻ります。一覧へ戻ります。一覧に戻ります。