キングサリ |
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【キングサリについて】 |
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キングサリは、ヨーロッパの中南部原産で、黄色の花がフジのように咲くマメ科のキングサリ属の花の美しい花木です。ただし、耐暑性がやや弱く、暖地では育ちが悪いため、カタログに出ている写真のようには咲かせるのがかなり難しいと言えます。 キングサリ属には、アナギロイデス(L. anagyroides)のほかにアルピヌム(L. alpinum)があります。また、双方の交雑種(L. × watereri)に、‘ボッシー’がありますが、一般に栽培されているキングサリはこの交雑種が多いようです。 【栽培メモ】 一度、庭に植えてみましたが高知の夏は暑すぎるのか思うようには育ってくれませんでした。そこで、今度は、鉢植えで育てていますが、枝の伸びはゆっくりです。 |
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【キングサリの概要】 |
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樹高 高さ5〜7mになりますが、矮性の品種もあります。木全体にアルカロイド系の毒があります。 花 房の長さは20〜30cmとフジよりはすこし短いですが、鮮黄色の蝶形花が咲きます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強いですが、耐暑性がやや弱くどちらかと言えば寒冷地の栽培に向いています。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 (暖地では)やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Laburnum anagyroides 学名の説明 Laburnum・・・・・この属の植物の古ギリシャ名に由来します。 anagyroides・・・・・マメ科の「アナギリス(Anagyris)属のような」 alpinum・・・・・「アルプスの」 watereri・・・・・イギリスのカナフィルにある Waterer ナーセリーに因みます。 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 夏は西日が遮れて、風通しがよいところが最適です。 植え付け 落葉樹ですので、植えつけは11〜12月が適期ですが、2〜3月でも差し支えありません。 苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 植え場所・置き場所 耐暑性がやや弱いので、夏は西日が遮れて通風のよいところが最適です。また、水はけのよいところが適しています。 移植を嫌いますので、後々のことを考えて植えつける必要があります。 剪定 強剪定はせず、長く伸びた枝を剪定する程度にとどめます。 肥料 マメ科の花木ですので、多肥にする必要はありません。木がある程度大きくなるまでは、1月ごろに寒肥として有機質肥料を株の周りに施します。 病気・害虫 特にはないようですが、アブラムシなどに注意します。 |
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