キソケイ |
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【キソケイについて】 |
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キソケイは、それほど見かけることがない花木ですが、西南アジアからヒマラヤが原産のモクセイ科ソケイ属の常緑中木です。5月頃に小さな黄色の花がたくさん咲きます。ヒマラヤジャスミンと呼ばれることがありますが、残念ながら花の香りはそれほどありません。 ところで、ソケイ(素馨)という名称は、アラビア原産のツルマツリも呼ばれるJasminum grandiflorumに付けられた和名(漢名の音読)ですが、その由来は、10世紀の中国の五代十国時代の美女「素馨」に由来するという説と、花の色が白く(素)、良い馨がする花という説があるようです。因みに、ソケイの花は白花でよい香りがします。 【栽培メモ】 庭植えにしていますが、木の生育は旺盛で枝もよく伸びます。あまりスペースのないところに植えていましたので、剪定が欠かせなくなっています。 |
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【キソケイの概要】 |
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![]() 樹高 放任すると2mを超えるほどになり、樹冠もかなり広がります。 花 5弁の小さな黄花がたくさん咲きます。香りはそれほど強くはありません。 耐寒性・耐暑性
耐暑性は強く、また、関東以西の温暖地であれば、庭植で冬を越します。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Jasminum humile var. revolutum 学名の説明 Jasminum・・・・・アラビア語の ysmyn(マツリカ)をラテン語化したものです。 humile・・・・・「低い」、「小さい」 revolutum・・・・・「外巻きの」 |
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【主な種類と品種】 |
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一重の他八重咲きもあるようですが、八重咲きの苗木はあまり出回っていません。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 通常の剪定は、花後に行います。 植え付け 関東以西の温暖地では庭植えができます。木が小さいうちは鉢植えでも育てられないことはありませんが、樹勢が強いため鉢植えにはあまり適していません。 通常は、春に植え付けますが、ポット苗であれば秋に植えけることもできます。 庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に3割程度の腐葉土(又はバーク堆肥)を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。 ![]() 鉢植えの用土 赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 植え場所・置き場所 庭に植える場合は、日当たりがよく、北風の当たらないような場所に植え付けます。 ただし、半日陰程度であればそれほど問題はありません。 植え替え 鉢植えの場合は、2年に1回を目安に、4月ごろに一回り大きい鉢に植え替えます。 剪定 枝がよく伸びますので、放置するとまとまりのない樹形になってしまいますので、毎年の剪定作業が欠かせません。 通常の剪定は、花後に、伸びすぎた枝を切り詰めたり、混みあった枝などを切り取って樹形を整えます。強剪定をする場合も、花後に行います。 8月以降の剪定は、伸びすぎて樹形を乱している枝を剪定する程度にとどめます。 冬の管理 耐寒性があるとはいえ、それほど強くはないので、鉢植えは、霜の当たらない軒下などに移します。水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。 ふやし方 挿し木で増やすことができます。 肥料 庭植えの場合は、2月ごろと花後に緩効性の肥料を与えます。もっとも、3〜4年ほどすると木が大きくなってきますので、その後は特に必要ありません。。鉢植えの場合は、春と秋に緩効性の化成肥料を置肥します。 病気・害虫 特にないようです。 |
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