キサントステモン |
|||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
【キサントステモンについて】 |
|||||||||||||||||||
キサントステモンは、オーストラリアのクイーンズランド州原産のフトモモ科キサントステモン属の花木で、オーストラリア原産の花木としては、最近出回るようになりました。本来は、常緑の高木ですが、耐寒性が弱く鉢植えでの栽培になりますので、どんどんと大きくなるということはありません。 学名のように基本種は黄色の花ですので、オーストラリアではゴーデンペンダ(Golden Penda)と呼ばれています。園芸店やホームセンターなどでは、赤花も見受けます。 【栽培メモ】 オレンジと黄色の花が咲く種類を鉢植えで育てていましたが、夏の高温多湿に耐えて、どちらもさほど弱ることはありませんでした。土間に入れておいたところ、葉を落とすことなく冬を越しましたので、耐寒性が弱いとはいえ極端に弱いということはありません。 もっとも、その後、うっかり水やりが抜かって乾燥させすぎたため、赤花の木が枯れてしまいました。過湿になってもいけませんが、乾燥させすぎも厳禁のようです。黄色の木は特に問題なく育っていますので、適切な水やりを行えば、栽培自体は難しいことはありません。 |
|||||||||||||||||||
【キサントステモンの概要】 |
|||||||||||||||||||
樹高 現地では10mを超える高木になりますが、鉢植えでの栽培になりますので、それほど大きくはなりません。ここに載せている写真の木は40pほどです。 花 枝先に数十個の花が固まって咲き、大きな花序となります。花色は基本種の黄色のほか、オレンジ色などがあります。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は弱く、5度以上が必要と言われています。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Xanthostemon chrysanthus 学名の説明 Xanthostemon・・・・・「黄色い雄しべの」 chrysanthus・・・・・「黄色い花の」、「黄金色の花の」 |
|||||||||||||||||||
【主な種類と品種】 |
|||||||||||||||||||
基本種は黄色の花ですが、オレンジ色の花が咲く品種もあります。 |
|||||||||||||||||||
【 育て方 】 −私はこう育てる− |
|||||||||||||||||||
栽培のポイント ※ 乾燥させすぎないようにします。 植え付け 耐寒性が弱いので、鉢植えでの栽培になります。購入した木の鉢が小さく根詰まり気味のときは、一回り大きい鉢に植え替えます。 鉢植えの用土 まだ、新しい花木ですのでそれほどデータがないようですが、とりあえず赤玉土とバーク堆肥を7対3程度に混ぜた用土に植え付けています。その後、特に問題なく夏と冬を越しましたので、これでよいと思います。勿論、バーク堆肥の代わりに腐葉土でも差し支えありません。 置き場所 夏場以外は日当たりのよいところで育てます。 植え替え 2年に1回程度でよいかと思われます。時期は4月頃が適期です。 日常の管理 鉢土の表面が乾いてきたら、たっぷり水やりします。 夏の管理 夏場は鉢土が乾燥しやすいので、半日陰に置いた方が安心です。乾燥させすぎると、水やりしても回復せずに枯れてしまうことがあります。 冬の管理 耐寒性が弱いので、冬が来る前に室内に取り込みます。水やりは控えめにしますが、冬場も乾燥させすぎないようにします。 肥料 春から秋に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 特にはなさそうです。 |
|||||||||||||||||||
このページのトップに戻ります。一覧に戻ります。 |