ガンゼキラン |
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【ガンゼキランについて】 |
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ガンゼキラン(岩石欄)は、本州・四国・九州から、台湾、東南アジアに分布するラン科の多年草で、主に常緑樹林の下などのややうす暗く湿り気のある場所に自生します。バルブ(偽球茎)がごつごつして堅く岩石のようだというところからその名が付いています。 かっては、紀伊半島や四国に多く自生していましたが、乱獲により今は絶滅危惧種に指定されています。因みに牧野植物園や佐川町の牧野公園ではガンゼキランの大群落があり、開花時には多くの愛好家が訪れています。 【栽培メモ】 種苗会社から2株購入して鉢植えで育てていますが、そのうちの1株に花が咲きだしました。冬は霜の当たらない軒下に置いてありましたが、特に問題はありませんでした。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【ガンゼキランの概要】 |
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草丈 40〜60pほどになります。 花 長い花茎を伸ばして、十数輪の花が穂状に咲きます。花は黄色で中心にある唇弁が赤褐色です。 耐寒性・耐暑性
(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名の説明 Phaius・・・・・ギリシャ語の phaios(暗い)が語源です。 flavus・・・・・「鮮黄色の」 |
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【主な種類と品種】 |
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葉に黄色い斑点模様がはいる種は、ホシケイランと呼ばれます。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 年間を通じて、明るい日陰で育てます。 植え付け 暖地では庭植えができますが、その他の地域は鉢植えで育てます。植え付ける際は、バルブがやや隠れる程度の深さに植え付けます。 鉢植えの用土 山野草の培養土など水はけのよい用土を使います。 植え場所・置き場所 葉に日が当たると葉焼けしますので、一年を通して明るい日陰で育てます。 庭植えの場合は、日差しが遮られる樹間に植え付けます。鉢植えも明るい日陰に置くようにします。 植え替え 2年に1回を目安に、花後に行います。 日常の管理 生育期間中は乾燥を嫌いますので、鉢植えの場合は鉢土が乾燥してきたら早めに潅水します。 花が咲き終わったら、早めに花茎を切り取って株の負担を軽くします。 冬の管理 鉢植えは、霜の当たらない軒下などに置きます。水やりは控えめにして、過湿にならないようにします。 庭植えの場合は、霜が降りそうなときはマルチをするなどして寒さを防ぎます。 肥料 4〜10月頃の生育期間中に液肥を2週間に1回与えます。また、花後と秋に緩効性の固形肥料を置肥します。 病気・害虫 ハダニとカイガラムシが付くことがあります。また、ウイルス病に罹ることがあります。 |
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