カキツバタ |
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【カキツバタについて】 |
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カキツバタについては、「いずれがアヤメかカキツバタ」という言い回しがよく使われますが、花だけを見るとなかなか見分けが付きにくいものです。ただ、生育している環境は大きく違い、アヤメは乾燥ぎみのところで生育しますが、カキツバタは湿地に自生しています。 園芸植物として見た場合、ハナショウブは品種改良が盛んでたくさんの品種が出回っていますが、カキツバタはさほど品種改良がなされてきていません。 なお、カキツバタの語源については諸説ありますが、一説では、この花の汁で衣服を染めたので「書き付け花」となり、それが転訛してカキツバタになったと言われています。 【栽培メモ】 庭植えにできる適当な場所がないので、葉に白班の入る‘裕美’という品種を鉢植えで育てています。鉢土が乾かないように気をつけていますが、それで、よく育っています。 |
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【カキツバタの概要】 |
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草丈 1〜1.2mほどになります。 花 アヤメと違って花に網目は入りません。開花時期は、アヤメの咲いた後、ハナショウブが咲く前になります。 耐寒性・耐暑性
暑さ、寒さに強く、水を切らさなければ丈夫です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 比較的やさしい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Iris laevigata 学名の説明 Iris・・・・・・ギリシャ語の iris(虹)が語源です。 laevigat・・・・・「平滑な」 |
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【主な種類と品種】 |
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品種は多く出回っていませんが、葉に斑の入る品種をよく見かけます。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 株元まで水に浸るように水を貯めて栽培し、乾燥させないようにすることが大切です。 植え付け 園芸店はではあまり見かけません。種苗会社のカタログを見ると秋、春いずれにも載っていますので、ポット苗であれば春、秋のいずれでも植えつけは可能です。 湿地が最適ですが、一般的に家庭ではそういう環境は望めませんので、二回りほど大きな容器に水を貯め、その中に鉢を浸けておくと管理が楽です。 なお、一般的な花壇はカキツバタには適していませんので、そういうところはハナショウブかアヤメを植えるようにします。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土が使えますが、赤玉土でかまいません。 植え場所・置き場所 水を切らさなければ、日当たりのよいところで育てます。 植え替え 植え替えは、株分けを兼ねて花後に行います。株分けをした場合は、葉を半分ほどに切り詰めてから植え付けます。 日常の管理 株元まで水に浸るように水を貯めて栽培し、乾燥させないようにすることが大切です。冬場は、多少乾燥気味になっても大丈夫です。 容器に鉢を入れて育てている場合は、3〜4週間に1回は容器の水を入れ替えるようにします。 夏の管理 日当たりがよい場所に置くと水温が高くなりすぎますので、半日陰に置くようにします。 冬の管理 水に浸けたままにします。水の表面に氷が張る程度なら問題ありません。 ふやし方 ハナショウブなどと同じように、植え替えのときに株分けで増やすことができます。 肥料 春と秋に化成肥料を少量与えます。 病気・害虫 特に大きな被害を与えるようなものはないようです。 |
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