カルーナ |
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【カルーナについて】 |
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カルーナはエリカによく似ていますが、エリカ属ではなくギョリュウモドキ属の植物で1属1種です。ただし、園芸種は非常に多くあり、花だけでなく、葉を楽しむ品種もあります。 低温、乾燥地に適していて、欧米では花壇や鉢物に、また、グランドカバーにも利用されているようです。ただし、夏の高温多湿が苦手で、関東以西の温暖地では、開花株を購入して花を楽しむ分には問題ないですが、その後は育ちにくいと言えます。 【栽培メモ】 耐寒性は極めて強いですが、購入した冬咲きの品種は、耐暑性が弱く夏に枯れてしまいました。もっとも、長く花を楽しめましたので、それはそれでよかったです。 |
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【カルーナの概要】 |
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草丈 20〜80cmほどです。 花 非常に小さな花が穂状に咲きます。花色は白、桃、藤、紫などがあります。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は強いですが耐暑性が弱く、温暖地での夏越しは容易ではありません。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:比較的やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)かなり難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Calluna vulgaris 学名の説明 Calluna・・・・・ギリシャ語の kallunein(掃く)が語源です。この枝で箒を作ったことに由来すると言われています。 vulgaris・・・・・「普通の」、「通常の」 |
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【主な種類と品種】 |
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園芸種が多くありますが、花を楽しむ品種と葉を楽しむ品種があります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 花後に全体を刈り込んでおきます。 ※ 夏は、明るい日陰で風通しのよい涼しい場所に置きます。 植え付け 花は通常6〜9月のようですが、冬咲きのものは秋に花の咲いた株が出回ります。多湿になると枯れてしまうので、一般的には鉢植えで育てます。 購入した株がポットなど小さい鉢に植えられていて根詰まり気味のときは、根鉢を崩さないようにして一回り若しくは二回り大きい鉢に植え替えます。 鉢植えの用土 弱酸性の用土を好みますので、鹿沼土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜた用土などを使います。 置き場所 秋から春までは、日当たりと風通しのよいところにに置きます。 梅雨時や長雨の続くときは、雨の当たらないところに移します。 植え替え 通常は、根詰まりしないよう毎年植え替えるようにします。時期は、3〜4月又は10月ごろが適期です。 日常の管理 過湿にすると根腐れしますが、乾燥させすぎてもよくありません。鉢土が乾いてから十分に水やりします。 花後に全体を刈り込んでおきます。 夏の管理 カルーナは夏の高温多湿に弱いので、明るい日陰で風通しのよい涼しい場所に置きます。ただし、温暖地では、それでも夏越しは難しいと言えます。 冬の管理 耐寒性がありますので、軒下などで十分冬を越すことができます。 肥料 もともと荒れ地に生えている植物なので多肥は避けます。薄めの液肥を時々与えます。 病気・害虫 アブラムシが付くことがあります。 |
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