宿根カスミソウ Gypsophila paniculata

宿根カスミソウの花
写真 宿根カスミソウ
撮影時期 2017.5.31
栽培状況 苗購入後、庭植え
科名・属名

ナデシコ科
カスミソウ属

園芸分類

宿根草

別名

ベイビーズブレス
(英名)

原産地

ヨーロッパ
中央アジア

用途

庭植え、鉢植え

花期

5〜6月

【宿根カスミソウについて】

カスミソウには一年草と宿根草があり、園芸としてはどちらも栽培しますが、切り花用に生産されているのは、宿根カスミソウです。おそらく一年草よりも花持ちがよいからだろうと思います。

栽培したところでは、苗を購入して育てましたが、暖かくなるとどんどんと大きくなっていきました。

【花の特徴と性質】

宿根カスミソウの花

草丈

宿根草は1m前後になります。

茎がよく分枝し、枝先に名前のとおり霞のように無数の小さな花をつけます。花色は白が多いですが、そのほかにピンクがあります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性は強いですが、高温多湿がやや苦手です。

学名の説明

Gypsophila・・・・・ギリシャ語の gypsos(石灰)+ phylos(好む)語源です。
※ カスミソウ属のいくつかの種類が石灰質のところに自生していたことによるものです。

paniculata・・・・・「円錐形の」

【主な種類と品種】

ブリストル・フェアリー
‘Bristol Fairy'

宿根カスミソウの代表的な品種で、白花の八重咲きです。

レッド・シー
‘Red Sea'

名前にはレッドと付いていますが、ピンクの八重咲き品種です。

【育て方と栽培のポイント】

植え付け

春に苗が園芸店やホームセンターなどで販売されていますので、これを購入して植えつけます。ポリポットに植えられている場合が多いですので早めに花壇やプランターなどに植え付けます。

花壇に植える場合は、バーク堆肥と有機質肥料を入れ、また、酸性土壌を嫌いますので苦土石灰を混ぜてやや浅めに植えつけます。

宿根カスミソウの花

鉢植えの用土

市販の草花用培養土もしくは赤玉土、バーク堆肥(腐葉土)、軽石砂を6:3:1程度に混ぜたものなどを使います。

株間

株張りがよいので30pほどにします。

植え場所・置き場所

花壇に植える場合は、日当たりと水はけのよいところに植え付けます。

鉢やプランターに植えた場合も、日当たりのよいところに置いて育てます。

日常の管理

鉢やプランターで育てる場合は、過湿にすると立ち枯れ病が発生しやすくなります。

生育に応じて摘芯を繰り返して枝数を多くし、こんもりとなるように仕立てると開花時に見栄えがします。

また、必要な場合は、株が倒伏しないよう支柱を立ててやります。

夏の管理

夏の高温が苦手ですので、鉢やプランターは半日陰の涼しいところに移します。

冬の管理

耐寒性が強く戸外で冬を越します。鉢植えの場合は、水やりは少なくしますが、鉢土が乾いたら晴れた日の午前中に水やりをします。

ふやし方

6月ごろに挿し芽ができます。枝の先端を7〜8cmの長さに切り取って挿し木します。

肥料

多肥にする必要はありません。花壇に植える場合は、 化成肥料を1u当たり20〜30gほど施し、堆肥と一緒に庭土とよく混ぜ合わせてから植え付けます。

鉢やプランターに植える場合、市販の草花用の培養土を使用するときは、培養土に元肥が入っていますので、春になったら追肥として液肥を2週間に1回程度施します。用土を調整したときは、植えつけ時に緩効性の化成肥料を与え、後は、追肥として液肥を定期的に与えます。

病気・害虫

アブラムシが付いたり、ウドンコ病が発生することがあります。

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