ガーベラ |
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【ガーベラについて】 |
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ガーベラは、南アフリカ原産のキク科ガーベラ属の半耐寒性の多年草です。園芸店やホームセンターなどの定番商品で、季節を問わず美しいガーベラの花を見かけない時期がないくらいです。 このガーベラは、南アフリカで原種が発見され、その後、イギリスやフランスを中心に品種改良が続けられて、今日の品種につながっています。 ブルー系の品種がないとはいえ、花色が豊富で、一重咲きから半八重、そして完全八重咲きまで花の形も色々です。 ガーベラは過湿を嫌いますし、耐寒性があまりないので、雨の多い日本では花壇に植えて楽しむのにはあまり向いているとは言えません。ただし、最近出回るようになったガーデンガーベラは、花壇に植えても比較的よく育つように品種改良がなされています。 【栽培メモ】 耐寒性については、軒下に置いておくと大輪系の品種は地上部が枯れてしまいますが、春には芽を出します。矮性種は、もう少し耐寒性が強いようで、冬でも葉を付けていて、そのまま越冬します。 種苗会社のカタログで、タネも販売していますので播いてみましたが、育苗は容易で、苗に仕立てるのもそれほど難しくはありませんでした。 |
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【ガーベラの概要】 |
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草丈 草丈は30〜50p程度ですが、矮性種は15〜20p程度ですので、鉢植えに向いています。 花 花茎は大輪系で10〜12pにもなりますが、矮性種では6〜8p程度です。 花色は、白、黄、橙、桃、赤と多彩ですし、バイカラーの品種も見かけるようになりました。 耐寒性・耐暑性
ガーベラは半耐寒性で耐寒性がやや弱いので、寒地では戸外では越冬できませんが、温暖地の場合は、軽く防寒してやれば軒下で冬を越すことが可能です。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ タネから育てる場合:比較的やさしい ※ 苗から1年だけ育てる場合:比較的やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Gerbera jamesonii(Gerbera hybrida) 学名の説明 Gerbera・・・・・18世紀のドイツの植物学者ゲルベル(T. Gerber)への献名 jamesonii・・・・・ガーベラの原種採取に貢献したジャメソン(R. jameson)への献名 |
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【主な種類と品種】 |
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「サカタのタネ」に出ていたガーベラのタネをご紹介します。
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 植え付ける際、深植えにならないようにします。 ※ 葉が茂ってきたら古い葉を取り除いて、株の中心部に日が当たるようにします。 タネまき 通常は、鉢植えを購入して育てますが、タネも販売されています。タネから育てる場合は、3月下旬〜4月中旬ごろに播きます。 苗の立ち枯れ秒を防ぐためタネまきの用土は清潔なものを使用します。箱まきにして、覆土は5mm程度にします。適温であれば5日程度で発芽します。 発芽後、本葉2〜3枚のときにポリポットに植え替えて、薄めの液肥を与えながら苗を育てます。 植え付け タネを播いて育てた場合は、本葉5〜6枚になったら根を切らないようにして鉢やプランターに植え付けます。 園芸店やホームセンターなどでは、鉢植えのガーベラが売られていますが、小さい鉢に植えられているときは、そのまま育てると根詰まりになりますので、一回り大きい鉢やプランターに植え付けます。 植え付ける際、深植えにならないようにします。深植えにすると新芽や蕾が上がってこなくなり、生育が非常に悪くなります。 鉢植えの用土 市販の草花用培養土もしくは赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。 置き場所 秋から春は、できるだけ日当たりのよい場所に置いて育てます。 夏は、風通しのよい明るい日陰に置きます。また、梅雨時や長雨が予想されるときは雨のかからないところに移します。 植え替え 買ってきた株から花芽が出なくなったら、植え替えします。花の終わった花茎を切り、鉢の土を半分ぐらい落として一回り大きい鉢に植えつけます。 その後は、毎年、植え替えをします。時期は3〜4月又は9月ごろが適期です。 日常の管理 過湿になると根腐れを起こしますので、土の表面が乾いてから水やりします。 葉が茂ってきたら古い葉を取り除いて、株の中心部に日が当たるようにします。そのままにしておくと、次第に花が咲かないようになってきます。 冬の管理 寒い時期に開花株を購入したときは、室内の日当たりのよいところで育てます。 苗であれば、温暖地の場合は、室内に入れなくても霜の当たらない軒下に置けば、葉が枯れることはありますが春になると新芽が出てきます。 ふやし方 タネ播きのほか、よく育った株は植え替えの時に株分けで増やすことができます。 肥料 ガーベラは多肥を好みますので元肥として緩効性の化成肥料を施し、その後は、夏と冬場を除き緩効性の固形肥料を1ヶ月に1回程度、もしくは、液肥を1週間〜10日に1回程度与えます。 病気・害虫 アブラムシやアカダニを見つけたら駆除しておきます。また、ウドンコ病が発生しやすいので、早めに防除します。 |
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