イリマ

イリマの花
写真 イリマ
撮影時期 2021.8.4
栽培状況 鉢植え

科名

アオイ科

属名

キンゴジカ属

学名

Sida fallax

園芸分類

常緑低木

別名

(特にありません)

原産地

太平洋諸島

主な用途

鉢植え

花期

5〜10月

【イリマについて】

イリマは、太平洋諸島原産のアオイ科キンゴジカ属の常緑低木で、ハワイではハイビスカスと同様に人気のある花木です。イリマの花は、レイを作るのに使われますが、イリマのレイはロイヤルレイと呼ばれ、かつては王族などの身分の高い人しか身につけることができなかったと言われています。

なお、キンゴジカ属の中では、南西諸島、種子島、屋久島等に分布するキンゴジカ(Sida rhombifolia)があります。また、キンゴジカは、金午時花と書くと思われますが、午時花については、ゴジカのページをご覧ください。

【栽培メモ】

鉢植えで育てましたが、木が小さいうちから花が咲きだしました。生育はゆっくりで、枝がどんどん伸びると言うことはありませんが、それでも、2年目には45pほどになりました。

【育て方は下へ ↓ 】

【イリマの概要】

樹高

40〜50pほどです。

黄色〜濃い黄色の花が咲きます。花は、周年咲きで、新しく伸びてきた枝の先に咲きます。

イリマの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 1年だけ育てる場合:やさしい

※ 翌年も育てようとする場合:(冬の保温ができれば)比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名の説明

Sida・・・・・水生植物に付けられたギリシャ語の名前に由来します。

fallax・・・・・「偽の」、「惑わされる」

rhombifolia・・・・・「菱形の葉の」

【主な種類と品種】

立性のブラックコーラルという品種があります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

植え付け

春から初夏に園芸店やホームセンターで苗木が売られていますので、通常は、これを買って育てることになります。耐寒性が弱いので、通常は鉢植えで育てます。

ポット苗を購入したときは、6号ほどの大きさの鉢に植え付けます。

鉢植えの用土

市販の草花用培養土、あるいは、赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

イリマの花

置き場所

日当たりのよいところを好みますが、半日陰でも差し支えありません。

植え替え

根づまり気味になってきたら、一回り大きい鉢に植え替えます。また、冬を越した株は、4〜5月ごろに植え替えをします。

日常の管理

過湿を嫌いますので、鉢土の表面が乾いてきてから水やりをします。

剪定

枝が伸びすぎて樹形が乱れたら、適宜、切り戻しをします。

冬の管理

耐寒性が弱いので、冬は室内に取り込みます。

肥料

生育期間中に液肥を月2回程度与えるか、定期的に緩効性の固形肥料を置肥します。

病気・害虫

特にはありません。

ページのトップに戻ります。このページのトップへ
一覧へ戻ります。一覧に戻ります。