イワタバコ

イワタバコの花
写真 イワタバコ
撮影時期 2020.6.2
栽培状況 鉢植え

科名

イワタバコ科

属名

イワタバコ属

学名

Conandron ramondioides

園芸分類

多年草(山野草)

別名

イワナ(岩菜)

原産地

本州、四国、九州など

主な用途

庭植え、鉢植え

花期

6〜8月

【イワタバコについて】

イワタバコは、本州、四国、九州、琉球列島及び台湾に分布するイワタバコ科イワタバコ属の多年草で、栽培が比較的やさしいことから山野草として人気があります。

名前の由来は、岩場に生える葉がタバコに似ているからです。別名のイワナ(岩菜)は、葉がごまあえなどの山菜料理に使われることによるもので、それ以外にも健胃薬として用いれています。

【栽培メモ】

比較的栽培容易な山野草ですので、苗を購入して育てたところ、花はよく咲いてくれました。もっとも、葉がなくなってから乾燥させすぎたのか、翌春には芽が出てきませんでしたので、もう一度、育ててみる予定です。

【育て方は下へ ↓ 】

【イワタバコの概要】

草丈

5〜20pほどになります。

基本種は紅紫色ですが、ピンクや白花もあります。

イワタバコの花

耐寒性・耐暑性

耐寒性 比較的強い
耐暑性 比較的強い(直射光を嫌います)

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

※ 比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Conandron ramondioides

学名の説明

Conandron・・・・・ギリシャ語の conos(円錐形の)+ andros(おしべ)が語源です。

ramondioides・・・・・ 「Ramonda(オニイワタバコ属)に似た」

【主な種類と品種】

変種に葉の裏や花茎に軟毛のあるケイワタバコ(C. ramondioides var. pilosus)があります。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 直射光が当たらない場所に置きます。

※ 水切れさせないようにします。

植え付け

新葉が展開する前が適期です。日陰の湿った場所に自生していて、直射光を嫌いますので、鉢植えで育てるのが一般的です。

ポット苗を購入したときは、根鉢をあまり崩さないようにして早めに植え付けます。

イワタバコの花

鉢植えの用土

水はけのよい用土を使います。赤玉土、鹿沼土、軽石砂を4:4:2程度に混ぜた用土が一例です。

置き場所

年間を通じて、直射光の当たらない明るい日陰に置きます。

植え替え

2年に1回を目安にして、新葉が展開する前に行います。

日常の管理

乾燥を非常に嫌いますので、水切れさせないようにします。鉢の受け皿などに少し水を入れて腰水にしておくか、底面給水にすると管理が楽になります。

冬の管理

冬場も乾燥させすぎないようにします。

肥料

春と秋に有機質の化成肥料を置肥します。

病気・害虫

湿った環境を好みますので、ナメクジに葉を食べられることがあります。

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