インカルビレア・デラバイ |
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【インカルビレア・デラバイについて】 |
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インカルビレア・デラバイは、中国の雲南省の原産のノウゼンカズラ科ハナゴマ属の春植え球根です。あまり、なじみのない花かもわかりませんが、初夏に咲く美しい花のひとつですです。 いわゆる球根とは、だいぶイメージが違いますが、一般には塊根形の球根として扱われているようです。もっとも、宿根草として扱われることもあります。 雲南省の高山の草原に自生していることから夏の高温多湿に弱いのが残念ですが、球根を購入して植えた年はとてもよく咲いてくれます。夏越しが難しいので、毎年咲かせるには夏の管理がポイントになります。 なお、多年草もしくは一年草のハナゴマ(インカルビレア・シネンシス)は、デラバイとは形質が大きく異なり、育て方も異なりますので別に載せています。 【栽培メモ】 球根を入手して植え付けると写真のようによく咲いてくれました。ただし、夏の管理が悪かったせいもあり、2年目はまったくダメでした。香南市野市町の夏の暑さが厳しすぎるのかもしれません。 【育て方は下へ ↓ 】 |
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【インカルビレアの概要】 |
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草丈 30〜50p程度になります。切れ込みの入った葉に特徴があります。 花 花径は5〜6pほどで、白と濃いピンクの品種が一般に流通しています。1本の花茎に5〜10輪程度の花を咲かせます。 耐寒性・耐暑性
夏の高温多湿を苦手とします。冬は休眠期に入ります。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:(温暖地では)かなり難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Incarvillea delavayi 学名の説明 Incarvillea・・・・・フランスのイエズス会の修道士で植物学者の P. d'Incarville への献名 delavayi・・・・・19世紀のフランスの宣教師で探検家、植物学者の P. J. M. Delavay への献名 |
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【主な種類と品種】 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ 夏場は、風通しのよい明るい日陰に移し、水やりは控えめにします。 植え付け 夏の高温多湿を嫌いますので、庭植えでは夏を越すのが非常に難しくなります。このため、通常は、鉢植えでの栽培になります。 植えつけは3月頃が適期です。園芸店やホームセンターでは見かけませんが、種苗会社の春号のカタログには載っています。 鉢植えの用土 水はけのよい用土に植え付けます。赤玉土、腐葉土(又はバーク堆肥)、パーライトを6:3:1程度に混ぜた用土などが一例です。 鹿沼土、赤玉土、バーク堆肥を等量に混ぜた用土を使ってみましたが、まずまずよく育って花が咲くところまでは問題ありませんでした。 植え付けの深さ 球根の上部が見えるか見えない程度の浅植えにします。 置き場所 秋と春は日当たりのよいところで育てます。 植え替え 夏を越すことができれば、毎年、若しくは2年に1回は植え替えます。時期は3月ごろが適期です。 日常の管理 過湿にならないよう、特に、夏場に過湿にすると株がダメになりますので注意します。 夏の管理 夏の高温多湿に弱いので、風通しのよい明るい日陰に移します。水やりは控えめにし、肥料は与えません。それでも温暖地での夏越しは容易ではありません。 休眠期の管理 葉が枯れてきたら水やりを止め、鉢に植えたまま雨の当たらない物置などに入れて春まで保管します。掘り上げて新聞紙などに包んで春まで保管してもかまいません。 肥料 植え付け時に、緩効性の化成肥料を与え、後は4〜6月と10月頃に液肥を月に2回ほど与えます。 病気・害虫 特にないようですが、夏の高温多湿で枯れてしまうことがあります。 |
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