イペー

イペーの花
写真 イペー
撮影時期 2012.5.3
撮影場所 南国市にて

科名・属名

ノウゼンカズラ科
ハンドロアンサス属
(タベブイア属)

園芸分類

落葉高木

別名

タベブイア

原産地

南米

用途

庭植え

花期

4〜5月

【イペーについて】

イペーは、南米原産のノウゼンカズラ科ハンドロアンサス属(タベブイア属)の落葉高木です。イペーという名称は、皮の厚い木という意味の先住民の呼称に由来すると言われています。元々は桃色の花が咲く Handroanthus impetiginosus(= Tabebuia avellanedae) をイペーと呼んでいたようです。

今では、黄色の花が咲くコガネノウゼン(H. chrysotricha)をイペーと呼ぶ場合が多くなっています。なお、この属には、イエロートランペットリリーと呼ばれ、ベネズエラの国樹になっているクリスアンサス(H. chrysanthus)もあります。

美しい花を咲かせる樹種ですが、耐寒性がやや弱いので高知でもそれほど見かける機会はありません。相当大きくなる木ですし、耐寒性もやや弱いので、誰でも育てるというわけにはいきませんが、魅力のある花木です。

【栽培メモ】

今年(2016年)の秋に早速購入してみましたが、なんとか枯らさずにと思い、とりあえず鉢植えにして、その後、庭植えにしましたが生育は比較的ゆっくりです。香南市野市町周辺では、最近の温暖化により育てやすくなっているように思います。

【イペーの概要】

樹高

5〜8mほどになります。

【主な種類と品種】を参照

耐寒性・耐暑性

耐寒性 やや弱い
耐暑性 強い

耐暑性は強いですが、残念ながら耐寒性はそれほどありません。ただし、南国市で見かけた写真の木は庭に植えられて大きくなっていましたので、関東以西の太平洋岸の地域では庭植えが可能と思われます。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

(温暖地では)比較的やさしい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Handroanthus

学名の説明

Handroanthus・・・・・ブラジルの植物学者 Oswaldo Handro への献名

chrysotricha・・・・・ギリシャ語の chrysos(黄金色の)+trichos(毛)が語源です。

chrysanthus・・・・・ギリシャ語の chrysos(黄金色の)+anthos(花)が語源です。

【主な種類と品種】

ハンドロアンサス属の花木です。

コガネノウゼン
H. chrysotricha

ゴールデントランペットツリーとも呼ばれる種で、ブラジル原産で濃い黄色の花が咲きます。

キバナノウゼン
H. chrysanthus

イエロートランペットツリーとも呼ばれる種で、ベネズエラの国樹になっています。濃い黄色の花が咲きます。

モモイロイペー
H. impetiginosus(= Tabebuia avellanedae)

ピンクトランペットツリーとも呼ばれる種で、紅紫色の花が咲きます。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

温暖地でも庭に植えるときは、家の南側など暖かい場所に植え付けます。

植え付け

耐寒性が弱いので、春が植え付けの適期です。秋に苗木を手に入れた場合は、とりあえず鉢植えにして、暖かいところで冬を越し春になってから植え付けた方が無難です。

イペーの花

庭に植える場合は、苗木の大きさにもよりますが、通常は根鉢の2〜3倍の植え穴を掘って、掘り出した庭土に三分の一程度の腐葉土若しくはバーク堆肥を入れて庭土とよく混ぜ合わせて植えつけます。植え付け後は、支柱を立て、風で苗木がぐらつかないようにします。

木が大きくなりますので、鉢植えでは厳しいと思われますが、10号以上の大きい鉢を使えばある程度までは可能かと思われます。

植え場所

庭植えは、暖かい南側など日当たりのよいところに植え付け、冬の寒風が当たるところは避けるようにします。

剪定

大きくなりますので、樹形を抑えようとするなら剪定をする必要があります。イペーは花後に花芽を付けますので通常の剪定は花後に行います。落葉後の剪定は、特に伸びすぎて樹形を乱している枝などを切り詰めます。

ただし、木が大きくなってきたら剪定は困難になりそうです。

肥料

暖かくなってくる4月から8月ごろまで、有機質肥料又は緩効性の化成肥料を株の周りに撒いて庭土になじませておきます。

病気・害虫

特にはないようです。

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