イースターカクタス |
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【イースターカクタスについて】 |
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イースターカクタスは、ブラジル原産のサボテン科ハティオラ属の多年草で、赤紫の花が咲くハティオラ・ロゼア(H. rosea)とゲ氏孔雀と呼ばれる赤花のハティオラ・ガエルトネリ(H. gaertneri)、及びこれらの交雑種を指します。 シャコバサボテンによく似ていますが、イースター(復活祭)のころに咲くのでこの名がつけられています。よく見ると花の形がシャコバサボテンと少し違いますが、花がにぎやかに咲きとても美しいところは同様です。 【栽培メモ】 シャコバサボテンと同じように育てていますが、過湿にならないよう注意する程度で、それほど栽培が難しいということはありません。ただし、シャコバサボテンより遅れて咲くので、その点、少し損をしているように思います。 |
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【イースターカクタスの概要】 |
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草丈 20pほどになります。 花 赤、桃の花色を見かけます。 耐寒性・耐暑性
耐寒性は弱いので、冬場は最低5度程度は確保します。 (強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら) 栽培難易度 ※ 1年だけ育てる場合:やさしい ※ 翌年も育てようとする場合:やや難しい (やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分) 学名 Hatiora gaertneri 学名の説明 Hatiora・・・・・16世紀のイギリスの植物学者 Thomas Hariot への献名で、Hariota の綴り替え gaertneri・・・・・18世紀のドイツの植物学者 Joseph Gaertner への献名 |
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【主な種類と品種】 |
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名前の付いたものでは‘エビータ’という紅紫色の花が咲く品種があります。 |
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【 育て方 】 −私はこう育てる− |
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栽培のポイント ※ シャコバサボテン用の用土に植え付け、やや乾燥気味に管理します。 植え付け 3〜4月ごろにつぼみの付いた株が園芸店やホームセンターなどに出てきますので、これを買って育てます。過湿に弱いので、鉢植えでの栽培になります。 購入した開花株の植え替えは、花が終わった後の5月が適期です。 鉢植えの用土 シャコバサボテン用の用土が売られていますので、これに植え付けるのが無難です。 置き場所 開花時期は、室内のレースのカーテン越しの光が当たるところにおきます。 花後は、雨がかからず、午前中日が当たるところに出します。 植え替え 2年に1回を目安に植え替えます。鉢から抜いて、表土と根鉢の古い土を軽く落として、一回り大きい鉢に植え替えます。 同じ大きさの鉢を使うときは、もう少し古い土を落として植え替えます。 日常の管理 5月の植え替えの時に茎節を2段摘み取り、形を整えるとともに、株の生育を促します。 夏の管理 夏が近づいたら葉焼けを起こさないよう半日陰のところに、真夏は明るい日陰に移します。 夏は、暑さで成育が衰えますので、過湿にならないよう乾燥気味に管理します。 冬の管理 耐寒性がありませんので、冬は室内に取り込みます。乾燥気味にして水やりは少なくします。 ふやし方 植え替えの時につみ取った茎節を挿し芽で増やすことができます。 肥料 4〜6月に、緩効性の固形肥料を少量置肥するか、月に1〜2回程度液肥を与えます。 病気・害虫 カイガラムシが付くことがあります。 |
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