ウコンラッパバナ

ウコンラッパバナの花
写真 ウコンラッパバナ
撮影時期 2024.8.5
栽培状況 鉢植え

科名・属名

ナス科
ソランドラ属

園芸分類

半つる性低木

別名

ゴールデンカップツリー

原産地

メキシコ、中米

用途

鉢植え

花期

12〜1月

【ウコンラッパバナについて】

ウコンラッパバナ(鬱金ラッパ花)は、メキシコ〜中米が原産のナス科ソランドラ属の常緑低木で、自生地ではつる性になるようです。

枝は比較的しっかりしていて上にどんどん伸びていきますが、つるを巻くほどになるには相当の長さに枝が伸びる必要があるとと思われます。ただし、寒さに弱く、通常は鉢植えで栽培になりますので、そこまでは枝を伸ばすことは容易ではありません。

この木の特徴は、独特の質感の黄色い大きな花が咲くことで、別名をゴールデンカップリリーと言います。

【栽培メモ】

苗木を購入して、冬は室内に入れて育てていますが、冬場は完全に葉を落とします。芽を吹くのが遅く寒さで枯れてしまったと思ったほどです。

2年目には、1mを超えるほどに枝が伸びましたが、花を咲かせるのは、だいぶ先のような気がします。

【ウコンラッパバナの概要】

樹高

現地では10mほどにもなると言われていますが、鉢植えにして通常の環境で育てると、つるが巻くほどには伸びません。

花径が15pを超える黄色い大きな花が咲きます。花には芳香があります。

耐寒性・耐暑性

耐寒性 弱い
耐暑性 強い

耐寒性が弱いことから、戸外では冬を越せません。

(強い、比較的強い、やや弱い、弱い、の4区分。判断基準は、こちら)

栽培難易度

(花を咲かせるのは)かなり難しい

(やさしい、比較的やさしい、やや難しい、かなり難しい、の4区分)

学名

Solandra maxima

学名の説明

Solandra・・・・・18世紀のスウェーデンの植物学者 Daniel Carl Solander への献名

maxima・・・・・「非常に大きい」

【主な種類と品種】

この属で栽培されているのは本種だけのようです。

【 育て方 】 −私はこう育てる−

栽培のポイント

※ 冬の保温には十分に気をつけます。

植え付け

園芸店やホームセンターなどに出回ることはほとんどないと思われますので、種苗会社のカタログやネットを通じて入手します。

耐寒性が弱いので、鉢での栽培になります。購入した苗木が根詰まり気味のときは、二回りほど大きな鉢に植え付けます。

鉢植えの用土

赤玉土と腐葉土(又はバーク堆肥)を7対3程度に混ぜたものなどを使います。

置き場所

生育期間中は、日当たりのよいところに置いて育てます。

植え替え

2年に1回を目安に、5月ごろに植え替えます。植え替える際は、表土と鉢土を適宜に落とし、一回り、もしくは二回り大きい鉢に植え替えます。

日常の管理

夏場は鉢土が乾燥しやすいので、水切れさせないようにします。土の表面が乾いてきたらたっぷりと水やりをします。

剪定

生育状況を見る限り、通常の木のように枝が上に伸びますので、室内に取りこむときに切り戻すようにしています。

冬の管理

耐寒性が弱いので寒くなってきたら室内に取り込みます。水やりは控えめにし、肥料も必要ありません。芽を吹くのが遅いので、枯れてしまったと諦めないようにします。

肥料

4〜10月ごろまで、緩効性の固形肥料を定期的に置肥します。

病気・害虫

今のところありません。

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